早速ダイナパックに載せて、まずは入庫時のパワーチェックです。
吸排気系のパーツが交換されているのですが、まだ装着されたばかりという事で
(当店に来る直前に吸排気パーツを交換して、そのまま来店して下さった感じです。)
学習を進めないと基準になる数字が分かりません。
このND5RCのセッティングの時も書きましたが、何回も全開走行をしないと
空燃比と点火の学習が安定期に入らないので、パワーが定まりません。
今回はなんと約7馬力の差が出ました。
入庫直後(とは言っても暖機運転終了後ですが)128psだったのが
学習が安定しパワーが落ち着いたのが135psへ・・・。
このパワーグラフのMinとMax並べて
「ECUチューニング完成です!」
って言うお店があるって言うんだから驚きです。
なにも知らないんでしょうね。
最大パワーが安定した所で
ECUからデーターを読み込んで
マッピングして
車両に書き込み、その後12本ほどパワーチェックをしてから次のデーターへ・・・。
どこまでも~か~ぎりなく~です。
なのでND5RCの現車合わせセッティング、ちょっと割高です。
なかなか140psが超えられませんでしたが
VVTIと空燃比を同時に変更し
140psを安定して超えられるようになりました。
140ps トルク17.75k。
入庫時のMinパワーと比べれば12psほど上がってますので、体感も出来ると思います。
トルクも全体的に上がっているのですが、今回の吸排気系パーツの組み合わせだと
3500rpm付近の谷が消しきれなかったのが残念です。
ダイナパックから降ろして実走行でのセッティングに移行します。