ZN6 86のクラッチ交換 ここにきて多発するレリーズベアリングブロー・・・。

先日のブログでミッションオイルを抜く所まで紹介した

ZN6 86は、ユーザーから

「クラッチを踏んだり繋げたりする際に異音がする。」

と言う症状が出ており、この手の場合は大体レリーズベアリングがダメになっています。

 

ミッションを

降ろして

ベアリングを触ってみると感触がゴロゴロで、回すと異音が出ていました。

予想通りのレリーズベアリングブローですね。

 

ディスクがすり減る前にレリーズベアリングがダメになるパターンも多く

試しに強化レリーズベアリングなる物を使って診た事がありますが・・・

交換スパンはほぼ変わりませんでした。

 

今回のクラッチディスクと

フライホイル側はこんな感じで、まあまあ減っていたので

HKSのLAクラッチを準備して装着。

レリーズベアリングも新品に交換しました。

 

漏れは有りませんでしたが

エンジンのクランクリアオイルシールも予防整備で

交換し、パイロットベアリングは

当然ですが新品を使用します。

 

低価格重視でお店選びすると、肝心な所のチェックやお知らせもなく

ミッションを閉じてすぐにトラブル発生って事も考えられます。

 

当店ですと、このブログに上げたような画像をユーザーにも送信し

どこをどのように整備したのかを報告させて頂いていますし

予防整備等は勝手に進めるのではなく、ユーザーの判断を仰ぐようにもしています。

 

レバーレートの高いディーラーさんでも、作業進捗をLINEで画像送信するなんて所はまず無いと思います。

(少なくとも自分の居る周りのディーラーさんで、そう言う取り組みをしている所を知りません。)

 

リピーターの皆さんが口を揃えて

「安心して任せられる。」

と言って下さる為に、それ相応の工夫や対応をさせて頂いております。

 

 

おまけ

積載車にディスプレイオーディオを付けようと

インパネ周りを

バラして、いざオーディオを繋げようとしたら電源ハーネスが無い・・・。

入れ忘れか?と箱の中の説明書を見ると、別売りって。

 

え~っと電源ハーネス別売りって、アルパインさんどう言う事?

 

現状では装着出来ないので粛々と元に戻しました。笑