本州最北端の青森から
自走でご来店頂いたGRX133マークXの
GRMNをダイナパックに載せて
ECUの現車合わせセッティングを
行っていました。
週の前半はデモカーのGRヤリスを載せてましたが
マークXの入庫に合わせて、実走セッティングへ移行させました。
サクション等の吸気系やビッグスロットル
さらにはエキマニを含めた排気系にも一通り手が入っているので
遠方ではありましたが実際に車両を持ち込んで頂きました。
まずは入庫状態でのパワーチェックを行い
パワーグラフを保存。
サクションパイプやスロットルが大口径になっているので
それに合わせてデーターを微調整しながらセッティングを進めますが
ミスるとパワーダウンがハッキリとわかるので、きっちり合わせ込む必要があります。
最終的に
332ps トルク41.5kと言う出力になりましたが
入庫時のMAX値が314ps トルク41.8でしたの18ps&2.2kのアップデートとなりました。
入庫時のパワーチェックも、1本回して終わり!と言う感じではなく
しっかり数を回してパワーが安定した所での最大値を基準にします。
セッティング中、エアフロマップの設定をノーマルと同じ係数で行うと
高回転でガクっとパワーが落ちました。
エアフロ誤差からくる点火時期の過早点火でノッキングが誘発され
感じ取ったノックセンサーがすぐに遅角を指示した結果です。
最近のECUは本当に頭がよく行動力も高いので
適当なセッティングだと逆にパワー落ちます。
特にサクションやエアフロ周りを弄った商品を装着した場合は
こう言った誤差からくるデメリットを払拭してあげる必要があります。
通販でノーマル車両基準のデーターをインストールする事も出来ましたが
この結果を見ると、遠路はるばる青森から来て頂いた甲斐がありました。
車両後方で聞く快音は、動画ではなかなか伝わりませんが
実走行 窓開け アクセル全開にすると、恍惚となってしまう様な音に包まれます。
GRX133 マークXのGRMN ECU現車合わせセッティング 整いました!
さて来週のダイナパックセッティングは、時間があればデモカーのGR86を前半に行って
後半はLOTUS EXIGEのブーストアップセッティングです。
さらっと書きましたが、GRヤリスじゃなくて
GR86のセッティングです。
それもECUセッティングです!
はい、ZN8 GR86のECUも読み書き出来るようになったのでセッティング開始します。
あとGRヤリスのSTEP2モニター希望ですが7名がすでに手を挙げて下さったので
残り3枠です。