S14前期シルビアの次はS14後期シルビアをフルコンで制御!まずは電動スロットルの下準備!!

先日のブログでECUセッティングしたS14前期の後には

S14後期が控えています。

先日、全塗装完成をブログアップしたこの車両

今度はLINKのG4Xを組み込んでセットアップして行きます。

 

今回の目玉は、やはり電動スロットルのインストール!

いまや新車販売されるすべてのクルマは電動スロットルが装着されてますが

S14やS15の時代は残念ながらアクセルペダルとスロットルが機械的にワイヤーで繋がっています。

それを切り離してしまうので、アクセルペダル側には

アクセルペダルポジションセンサーが必要となります。

 

もちろんS14用アクセルペダルポジションセンサー付き

アクセルペダルなんてものは存在しないので、他車用を流用します。

装着するには車体のフロア側とのアダプターが要るので、ワンオフで作製し

こんな感じだった物が

こうなりました。

 

こう言う作業が出来ないと、電動スロットル化は出来ません。

既製品を付けるだけじゃ無理なんです。

 

電動スロットルを使用出来るようになると

様々なアクセレーションマップが構築できるだけでなく

ISCVが要らなくなります。

 

毎年アホみたいに値上がりしていく、各車のISCV・・・。

「もう、君、要らないから・・・」

って言えるんです。笑

 

それにアクセルOFFでわざとスロットル開けて点火を間引くと

「パパッパンッ!」

という感じで簡易アンチラグも仕組めちゃいます。

色々と面白いですよ、電スロは。

 

これらの新しいギミックを導入する為、今、このクルマを制御している

HKSのFconVpro3.1には引退して頂きます。

 

日本のハイチューンの代名詞であり、一世を風靡したHKS製FconVproシリーズ

腕の無いチューナーを守るためとも言われた

専用ソフト取り扱いの切り替えタイミングが悪かったのか

ソフトは無料で使用出来る海外製フルコンに押されてしまい

今では装着車両を探す方が難しいですね。

 

現状に胡坐をかいていると、気が付いたら取り残されてしまいます。

日々、新しい事を探し、今よりもっと良い物を取り入れたい!と言う気持ちと

その気持ちを原動力にした行動力が無いと、10年後には居なくなっているのかも知れません。

 

現状維持は退化の始まり、故の日々精進

この言葉を胸に、毎日ボーっと生きることが無いようにしたいと思います。