LOTUS EXIGE MK3 ロータスV6エキシージ用オリジナルLSDの一般販売決定!

すこし前のブログで、2GRを積んだV6エキシージの

6速マニュアルミッションに

特注LSDを組んだ時の様子をアップしましたが

この度、正式にV6エキシージ、6速マニュアルミッション用のLSDを販売させて頂く事になりました。

 

販売元としては弊社と愛知県岡崎市にあるLOTUS正規ディーラーのAC MINDSさんの2店のみです。

 

2GR搭載のエキシージ標準車には

一般的にオープンデファレンシャルが組み込まれています。

左がオープンで右が今回作製したLSDです。

 

横置きエンジンのミッドシップとして、イニシャルトルクの高いLSDを組み込むと

時にコーナー進入時にナーバスな動きをする事があり、ターンインに集中出来ない事があると思います。

 

また、アクセルONでレスポンスが速すぎるロックタイミングにより

中速コーナーでアクセルONを送らせざるを得ないパターンを経験するオーナーも少なくないと思います。

 

今まで販売されて来たV6エキシージ用のLSDは、LSDとしてのメリットを生かす為に

併発するデメリットを我慢しながら乗る必要があり

タイムの上がるコーナーと下がるコーナーを天秤に掛け

トータルではわずかなタイムアップ・・・と言うパターンが多かったのでは?と感じます。

 

そこで今回のLSDは

多版式クラッチを外側から圧掛けしてイニシャルトルクを掛けるタイプではなく

はたまたロックスプリングで内側からイニシャルトルクを掛けてロックタイミングを早くするタイプでもなく

重量の重い2GRエンジンをミッドシップに横置きしたエキシージとして

どのタイミングからアクセルを踏んで行っても

邪魔しないLSD

をコンセプトに造りました。

 

タイトコーナーでバキバキ、チャタリング音が鳴る様な仕様ではなく

高速コーナーでボトムスピードが落ちるような仕様でもなく・・・

気が付いたら車体が前に出ている!そんなイメージです。

 

2ZZエンジンを搭載するエキシージとはLSDケースの大きさが異なり

リングギアの大きさ等もまるで違うので、1からの新設計です。

 

価格に関しては現在最終微調整中に付き、詳細は後日発表となりますが

30万前後の定価設定になると思います。

 

うわっ、高っ!って思いますか?

思いますよね、きっと。

 

ただ、このLSD、只物じゃありません。

製造元が他車種でラインナップする際の定価も税別30万円ですので

別にボッタくった定価設定ではないんです。

 

興味がある方、製品の特長等に関しては当店までお問い合わせ下さい。

先行予約も受け付け中です。

 

 

おまけ

ロータスエキシージCUP380に使うヘッド

チタン&インコネルバルブを入れて

シートカット

加工処理!

 

2GRエンジンもエスティマなんかに積まれるよりも

エキシージに選んでもらえて良かったですね。

同じ3.5Lエンジンでも同世代のVQ35DEと比べると、雲泥の差で2GRのが良いと思います。