GXPA16 GRヤリス用ECUチューン!感動秘話 from愛媛!!今日のブログは長いです。

インフォメーション側では、すでにお伝えした内容ですが

「ブログしか見ないんだよね。」

と言う読者も多いので(笑)念の為コチラでも告知しておきますが

 

弊社のGRヤリス用ECUチューンを施工した方からの紹介で

新たにECUチューンを申込された場合

紹介者に10%のキャッシュバック

施工者からは10%の値引きをさせて頂きます。

 

今まではECUモニター施工者(車)だけにキャッシュバック権利がありましたが

今回は当店のGRヤリス用ECUチューンを行って下さったすべての人に

キャッシュバックの権利が発生します。

 

紹介者、なんとなく見つかりそうだけど

ネット上だけの繋がりで、直接連絡とるのはチョット・・・

と言う場合は、その旨弊社にお伝えください。

 

期間としては、まずは6月いっぱいを考えていますが

反響次第では7月末まで延長するかもしれません。

 

実際に自分のGRヤリスに弊社のECUチューンを施工して

それに乗って見た結果、それをより多くの人に広めたい!

そう思ってもらえるのが何よりの宣伝だと思います。

 

お店側が自社の製品を誉めて宣伝するのは当たり前です。

でも使用者がそれを口コミで広めてくれるのは、本当にその製品が良くないと無理な話です。

 

ここでちょっとした実話を紹介。

6月の19日、日曜日は

とよたしもやまラリーに参戦した

豊田会議所WE LOVE TOYOTA ヤリスの

応援で、まどいの丘サービスパークや

巴が丘小学校のセレモニアルスタート会場に赴いていました

(ちなみにこのGRヤリスは全60台の参加車両中、総合3位、表彰台でした!)

が、その前日となる6月18日の土曜日

合計で5台のGRヤリスへECUチューンを施していました。

時間帯的には複数のGRヤリスが

かち合う場面もあり、GRヤリスオーナー同志が

各々のチューニングを紹介しあう様な場面も垣間見えましたが

施工する側は

「今日中に終わらせないと・・・。」

と言うハイプレッシャーと戦ってました。

その中でも特に5台中2台は愛媛からの来店・・・。

そしてその内1台は、ECUモニター参加車両として通販でECUチューンを施工したものの

その後のサーキット走行で、こんな感じのエラーが出てしまった車両だったんです。

 

当初はLINEであれこれ指示を出しながら、車両的になにかトラブルを抱えていないか

机上でトラブルシュートを行っていたのですが、どうにも解決できず・・・。

そうこうしてるうちに、お友達が当店のECUチューンを施工する事になり

通販ではリスクがあるので

(知り合いのGRヤリスに、こんなエラー出てたら普通は施工自体を見送ると思うのですが

 このお二人の間には、それを飛び越えるだけの絆と信頼があるんでしょうね。)

実車施工で愛媛から愛知まで来店する!と言う事になりました。

 

友だちが愛知に実車施工で来店する際、ECUだけを預かって再書き込みする方法も考えたのですが

車両自体に問題があったり、学習方法を間違えていたりすると根本的な解決には至りません。

 

「お友達と一緒に愛知まで来られては如何でしょうか?」

こちらとしては観光ついでに友達と一緒に旅行気分で来てもらえれば。

と思って発した言葉でしたが

返って来た返答は思いのほか重い内容でして・・・。

「この車両、オーナーは別にいらっしゃって、チューニングの費用はその方が負担するのですが

ECUモニターに参加した段階で、有り金全部を使い切りまして、愛知に行く旅費が無いんです。」

 

・・・。

 

無理に来てください。

とも言えず

でも遠隔地じゃ車両を診る事も叶わず。

 

どうすっかな~と考えていると

「なんとかして、愛知、行きます!」

との連絡が入りました。

 

そして当日

明け方には愛媛を出たと言う

2台が到着しました。

なんとそこには有り金を使い果たしたと言う車両オーナーの姿もあり

 

「色々とご迷惑かけておりますが、これはほんのお詫びの気持ちでして・・・。」

 

と言って、高級四国銘菓を差し出されました。

 

後で聞いた話ですが、愛知に来る旅費もお土産代も

借金して工面されたそうです。

 

早速車両側を点検するも、特にこれと言った車両側のトラブルは見受けられませんでした。

実際に自分で乗って見ても2速全開5500rpm前後で、先ほど見せたのと同じエラーが立ちます。

 

デモカーでは一度も発症した事のない症状に困惑しながらも、1時間ほど車両点検に費やしましたが

結局コレと言った機械的な不具合は特定できず、時間も限られているので

ECUを再書き込みして、自分が学習作業を行う事に!

 

入念に学習作業を行って

フリーズフレームデーターを消去。

 

祈る様な気持ちで2速全開を1回、2回、3回・・・6回目を行っても例の症状は出ないので

今度はオーナーとドライバーにGRヤリスを託し

「気が済むまで試して診て下さい。」

と、全開走行を何度も何度も試してもらう事にしました。

 

その間、自分は

もう一台のGRヤリスのECUを書き換えしてましたが

試乗から帰って来た2人が、クルマから降りて来るなり

「社長!治りました!!もう大丈夫です!!!」

と言いつつ、オーナーに至っては文字通り泣いてました。

↑ 正しくはオーナーもドライバーも・・・だそうです。本人から訂正が入りました。

大の大人が2人して泣いてたんですね。笑

 

背中をバンバン叩かれながら

「ありがとうございます!借金して愛知に来た甲斐がありました!!

 もう、めちゃくちゃ速いですわ!!!」

って 熱くお礼を言われると、こっちまでちょっと目頭が熱くなりましたね。

(背中 痛かったけど・・・。)

 

結局、原因としては通販書き込みから帰ってきた後の学習時に失敗をしてしまい

ブーストの学習がうまく行ってなかった。と言う事だったのですが

この際、そんな事はもう どうでも良いかと。

 

オーナーとドライバーが2人3脚で造って来たこのGRヤリスが

本来のECUチューンの効果を発揮出来た事で満足です。

 

お友達のGRヤリスも問題なく学習まで施工出来て

愛媛への帰路に着く、その瞬間が

このイイねポーズだったんです。

 

今週末の25日には地元のサーキットで結構大きなイベントがあるらしく

 

浅田さん、2人でニヤニヤがとまりません( ̄ー ̄)ニヤリ
プチセーブモードと全然違います✌️
〇〇君(お友だちの名前)も6速からの加速に、ビックリしてます。 
 
本当にありがとうございました!!

25日、晴れでも雨でも、ぶっちぎり!! カマしますよ
 
私達が、恩返しできるよう、元気にサーキット走って宣伝してきます! 

また、サーキットレポートします、これからも、よろしくお願いします!!

↑転記ここまで

と言うのはエラーが直ったGRヤリスのドライバー

 

昨日はご丁寧に対応して頂きありがとうございました。
帰路でパワー、トルク共に激増してる事を体感出来まして

楽しさから疲れを忘れて〇〇さん共々、無事に愛媛に帰る事が出来ました。
途中のPAで語りこんでしまい帰ったのは午前4時近くだったと思います
このパワー感は確実にタイムアップに繋がると思いますので

GRヤリスユーザーが居ましたら是非オススメさせて頂きます!
本当にありがとうございました!

↑転記ここまで

と語るのはエラーが直らない状態を見つつも、信頼して弊社ECU施工を決断したオーナー談です。

 

こう言う言葉がもらえると、チューナーとして頑張って来て良かったな。って感じますね。

 

特にECUのデーターって、半年もすると、他社にパクられて安価な金額で出回ってきたり

なんならウチが本家だ!見たいなことを、言いふらされ

「ビークルフィールドのECUデーターは、あそこがNGで、ここが出来損ねていて・・・。」

みたいなことを言われる事もしばしば。

 

まあ、先陣切ってますんで、完全完成の域に達していない事は認めます。

認めはしますが、悪口言われるような出来ではないと思うんですよね。笑

 

っで、GRヤリスのECUチューン、まだまだこれからが楽しみです。

土曜日、通常業務が終わった後

メカニックが、純正エアクリーナーBOXや触媒を

取り外し

レボリューション製の

スポーツキャタライザーに

交換してくれたので

SARDのチタンマフラーと

EVENTURI製インテークキットに組み合わせた上でのECUテストデーターをインストール!

スピードリミッターもカットして、これから各方面でのテストに入ります。

 

試乗一発目の感想は・・・

「はえ~な、このクルマ。」

です。

 

GRヤリスのブーストアップの肝はキャタライザーですね・・・。

マフラー交換+ECUチューンでは、どうしても今からの季節〇〇〇がネックだったのですが

キャタライザーをレボリューション製に交換して、嘘みたいに治まりました。

 

現状GRヤリスの社外キャタライザーとしては、第1次触媒を残すタイプと

第2次触媒を残すタイプに分かれていると思いますが、第1次触媒を残してしまうと

その中のメタルキャタを固定するロウ付けの耐熱温度が問題になります。

 

ノーマルECUなら何とか耐える様ですが、ブーストアップして排気温度が上がってしまうと

位置的に第1次触媒の近さだと、耐熱がギリっぽく・・・。

高回転高負荷を繰り返し使用すると

ロウが溶けてキャタライザーが後方にズレ込んで潰れ、純正以上の排気抵抗を発生させる可能性有りです。

なので当店のECUを使う場合は第1次触媒を残したタイプの社外キャタライザーとの併用は不可となります。

第2次触媒の位置まで来れば、排気温度もかなり下がっているので

ロウ付けのロウが溶ける事も無いですね。

 

この辺りのノウハウは実際に各メーカーの製造をよく理解して直積して行かないと

間違った物を売る事になってしまいます。

 

なので、組み合わせることでメリットが出そうなパーツチョイスを重ね

それらの効果を存分に発揮させるECUチューンにて仕上げる事が大事になってきます。

 

今のECUデーターをSTEP1(仮称)と呼んでいるので

なるべく早くSTEP2が世に送り出せるよう、日々、精進して行こうと思います。