プロフェッショナルな仕事

久しぶりに電車に乗りました。

狙った訳ではありませんが、たまたま先頭車両に乗ったので

運転士の仕事ぶりを見てました。

 

予定表には各駅の停車時間や通過時間が秒単位で記載されていて

物の見事にその時間通りに停発車してます。

ズレても、その誤差わずか数秒・・・。

 

その誤差の中で、停車時のブレーキで乗員が前のめりにならないように

徐々にブレーキを解除したり、時にはギヤをニュートラルに入れたりして

極力自然に止まれるように調整しています。

 

発進時もいきなりパワーオンするのではなく、アクセルレバーを少しずつ上げて行き

自然な加速感になる様に、微妙な調整をしながらターゲットスピードに近づけると言う・・・。

 

日本の電車は世界的に見ても稀な正確性!と言われますが

1人1人の運転士の努力によって成り立っているんですね。

 

テスラの自動運転とは真逆な、乗員に優しい運転に脱帽です。

 

 

岡崎駅から店まで歩いて見ると、早歩きなら20分ほどですね。

工場内には入荷したパーツが山積みされてます。

休みなんで、見て見ぬ振りしますが

おっ!?

GR86用のミッションが届いてました。

ZN6 86に積んで見ました。

普通に積めますね。

2.4L化されたエンジンに対応して、強化されてるハズ!と言うGR86用ミッション。

中は診ていません。

希望的観測です。笑

 

1年点検にて入庫した

こちらもZN6 86

入庫時にエンジンチェックランプが点灯していたので

診断機を当てて診ると、燃料過多ですね。

ここで燃料系を疑うのはプロフェッショナルではありません。

この車両はスーパーチャージャーが付いているので

リサーキュレーションバルブ内のこのベロフが良く破れます。

ここから吸気が循環してしまって、エンジンに入る空気が少なくなると

計算通りに噴射されてる燃料でも混ざる空気が少ないので結果としては燃料過多と言う結果になる訳です。

 

以前、同様の症状で、インジェクターやエアフロをディーラーで変えられてしまった人がいました・・・。

それでも直らなくて、当店に来ましたが、入庫後10分で原因を指摘して、直して終了しました。

 

 

もともとは

ATFの圧送交換で入庫したレクサスのIS-F

作業しようとATFのクーラー配管を見ると、抜け止めのクリップが居るべきところに居ません。

前作業者が戻し忘れたんでしょうね。

抜けなくて良かったです。

 

入庫時に

「足回りから異音が出る時があるのですが、ディーラーでも購入店でも原因が分からないと言われて・・・。」

試運転すると確かに回転にシンクロしてキーっキーってなる時があります。

 

タイヤを外して見ると

ハブリングが1カ所だけ逆に装着されてました。

コレが原因でホイルがローターに密着できず、隙間がある状態でホイルナットが締め付けられ

その隙間のなかで動いてしまっていたんです。

ハブボルト、折れなくて良かったですね。

 

プロフェッショナルな仕事を目指したいです。