PORSCHE ポルシェ Taycan4S タイカン納車されました。その2

チャージャー用アプリが通信エラーになる所までが昨日のブログです・・・。

 

自分じゃどうにもならんわって言う事で、

数時間前の納車時に教えてもらったポルシェ専用のカスタマーセンターに電話。

こんなに早く電話する事になるとは・・・。

 

すると、きちんとした発音の日本語で紳士な男性が対応してくれました。

この時点でかなり落ち着きます。

同じシュチュエーションでも・・・テスラだと・・・

結構な確率で、日本語がちょっとカタコトな感じの方が

一生懸命話を聞いてくれますが、気持ちにゆとりのない時に掛ける事の多いカスタマーセンター。

 

流ちょうな日本語が聞けると、かなりホッとします。笑

 

調べてもらうと、2台のターボチャージャーの内、1台が故障中との事。

アプリがおかしい訳でもスマホが圏外な訳でもありませんでした。

もう一台のターボチャージャーは正確に稼働しますとのことだったので

場所を入れ替えたのですが、こちら側は前向き駐車しないとケーブルが届かない感じです。

タイカンの横幅で内輪差を気にしながら左折し

前向き駐車でこの位置に入れるにはちょっとした慣れが必要ですね。

 

こんな感じの

充電器と

チャデモ規格のコネクターを繋げて

充電開始です。

 

MAX150KWHで充電出来ますが、今の所はケーブルの規格が追いつかないとかで90KWHでの充電です。

そうなるとテスラの120KWHには負けますね。

テスラのスーパーチャージャーは規格が異なるので今の所使用出来ませんが

イーロンマスクさんは

テスラの充電施設をテスラ以外のクルマにも使ってもらえる用意がある。

との事。

アダプターでチャデモに変換するんですかね・・・?

 

どちらにしてもEVを普及させるには出先で いかに汎用性高く充電できるかがネックになると思います。

規格を統一もしくは汎用化して、どの充電器でもすべてのEVの充電が出来るようになって欲しいです。

 

充電中はこの駐車場の上階にある

マリオットホテルで時間を潰し、施設利用する事で

駐車代金をPAYする事が出来ます。

5000円以上のお買い物で2時間の駐車が無料になります。

こう言うのも一度体験しておかないと、お客さん等に説明出来ないですからね。

(すでに売る側になる事を考えてる・・・?)

 

充電が完了したころには すでに夜が更け、愛知に帰るには微妙な感じでしたので

近隣の安価なホテルにて宿を取り

駐車場にて

記念撮影。

ちなみにこのフロアには

パナメーラとカイエンも止まってました。

 

実際に行き帰りで400㎞ほど走った感想ですが

スポーツカーとしての素質はテスラ モデルXとは比べるまでも無く

タイカンの方が上です。

乗っていて楽しく、もっと遠くまで走って見たいと素直に思えます。

 

逆に利便性を追求したEVと言う面ではテスラの方が数枚上手です。

乗り込んでブレーキを踏むと勝手にドアが閉まり

スタートRedey状態になってくれたり

キーロックを自動で行ってくれたりする機能はタイカンにはありません。

それに充電中に車内で時間を過ごす際のエンターテイメント性もモデルXのが上ですね。

NETFLIXやYOUTUBEはタイカンでは見れません。

 

自動運転と言うかドライバーサポート機能の面では

意外かもしれませんがタイカンの方が上手な運転をしてくれます。

今回トラフィックジャムアシストをオプションで付けたので

高速道路での自動追尾や渋滞路でのストップ&ゴーはタイカンが勝手に操作してくれます。

前走車との距離の取り方やブレーキの掛け方に余裕があると言うか

乗っていてドキっとする事がほとんどありません。

テスラの様に何もない所でいきなり減速をするなんて言う、道路状況の読み込みミスは皆無ですし

そろそろブレーキ踏まないとモデルXさん・・・ぶつかりますよ~と言う恐怖を

タイカンでは感じませんでした。

乗っていて怖くないドライバーサポートと言う性能ではテスラの自動運転よりもタイカンの方が上です。

 

最後に電費と言うか航続可能距離の表示ですが

高速道路を使って400㎞ぐらいの距離を走った時の

モデルXとタイカンでは、モニター上の表示と実電費に結構な差があると思いました。

モデルXの場合、フル充電すると425㎞ほどの走行が出来ると表示されますが

実際に200㎞ほど走行すると、残りの航続可能距離が160㎞ほどに減ってます。

計算上は425-200で225㎞残っていなければいけませんが・・・。

 

逆にポルシェは満充電しても

あまり大げさな数字は表示しません。笑

これは過去にさかのぼり直近100㎞を走行した際の電費を計算し

その電費に対して現在の充電容量から逆算した航続可能距離を表示するからです。

 

モデルXはどんな激しい運転をした後でも、満充電すれば425㎞と表示するのに対して

(劣化でバッテリーの充電可能容量自体が減った際はその分は反映されるそうです。)

ポルシェは直近100㎞の走行状況に応じて、航続可能距離が減ったり増えたりします。

実際タイカンのHPで走行シュチュエーションや装着オプションに応じた

航続距離シミュレーションをして見た所、走行可能な距離はほぼ同じになりました。

 

質実剛健と言うか、大げさな表現をしないポルシェに対して

自分のパフォーマンスの最大値を謳うテスラ

この辺りはCEOの考えの違いでしょうね。笑

 

どちらが良いと言うと言う話ではありません。

どちらも正解でしょうし、間違った事は言ってないと思います。

あとは自分の性格にフィットする物を選べば良いのだと思います。

 

すでにデモカーとして活躍している

718ケイマンとは また性格の異なるデモカーですが

様々なデーターをカスタマーフィードバック出来るように頑張りたいと思います。