GRヤリスのECUモニター応募して下さった皆さんへのインストールが続いています。
今回はRZではなくRCへのインストールでした。
エアクリーナーは
レボリューション製のBOXごと交換するタイプに変更されていたので
フリーズフレームデーターの消去後
診断機をそのままクルマに繋げた状態で学習を行い
学習後の補正値をモニタリングして見ました。
今回のエアクリーナーは
ボックス事交換されており内部には半円状のエアクリーナーが組み込まれていますが
エアフロからタービン入り口までの距離を長めに取る事で
エアフロ信号は比較的安定していたこともあり学習値、補正値共に想定の範囲内に収まっていました。
このパターンであれば、Eventuri同様、エアクリーナーボックス事交換されていてもOKです。
最終的な
試運転を行い、問題がない事を確認してオーナーにお返しさせて頂きました。
オーナーからは早速初期レポートを頂きまして
ご来店ありがとうございました。と言う連絡に対して
こちらこそありがとうございました!
丁寧なご説明などとても安心感がありました!
さて帰りの高速で少しふんでみたのですがまず感じた事。
高回転域の違いを予想してましたが低回転域のトルクがノーマルと比較にならないほど太くなりました。
ターボ車のイメージですが
下が犠牲になってしまうパターンが多いですが良い意味で意外でした。
ミニサーキット派の自分は嬉しいですね。
もちろん全域においてのトルクの違いが体感できました。
来週ぐらいにホームコースの〇〇に試し走りに行こうと思ってますのでまたレポートします!
と言う内容でした。
ハイっ!、当店のECUはトップエンドのパワーアップだけじゃ無く
低回転のトルクも上がります。と言うか、そこに一番の重きを置いてます。
高回転高負荷はある一定の条件でしか使いませんが
低速トルクの向上は、普段乗りでも ず~っと使う部分で
体感が続けば「このECUにしてクルマが楽しくなった。」って言う感想に繋がります。
もちろんコンペティションでの使用を視野に入れる方にとって
トップエンドのパワーアップは必須項目だと思います。
しかし、すべてのGRヤリス乗りの方に
当店のECUを試してもらいたいと思っている自分としては
普段乗りで明らかに体感できる違いを出す事に主眼を置きつつ
その変化がいたずらに激しすぎない仕様を目指しています。
っと言うのも、少し前に他社製のZN6 86用ECUへ試乗した際
バックしようと思ってアクセルをチョンって踏んだら、いきなりブンって動きだして
3m先の壁に激突しそうになりました。
ECUデーター見てみると、アクセル開度~10%までの要求トルクが30%も嵩上げしてありました。
オーナーに
「乗り難くないですか?」
って聞いたら
「実は試乗会で乗って見て、そのアクセルレスポンスの違いにびっくりして衝動買いしてしまったのですが
試乗会から家に帰るころには、アクセルに過敏に反応し過ぎる加減速に疲れてしまいまして・・・。」
との事
・・・でしょうね。
一部の試乗会や試乗即売会では、その差が明らかに分かる様に
スロットル開度に対するトルクの立ち上がりを急激に味付けして
「コレは凄い!」
って思わせて買わせる。みたいな手法がとられます。
っが、そう言う味付けって10㎞も走ると疲れるんです。
前走車に合わせて走ろうと思っても、加速しすぎたり減速しすぎたりの繰り返し。
足の親指でアクセルペダルをコントロールしないと
一定の速度を保つことが難しい程のレスポンスなんて要りません。笑
前のクルマについて行く時は、ある程度ラフなアクセルワークでも追従でき
そのクルマが道を譲ってくれた際には
シフトダウンする事も無くアクセルを踏み込み、低速トルクを使ってスーと追い抜いて
ハザードで、ありがとう。
非常にスマートでカッコ良くないですか?
そう言う運転が出来るようなECUチューンを目指してます。