アルファロメオ 156GTA 足回り&クーリングのリフレッシュ!

当店としてはかなり珍しい

アルファロメオの156GTA。

 

前から見ると

すでに色んな物が取り外されてますが

あまり効率が良く無さそうな純正オイルクーラーを撤去して

DRL製のオイルクーラーコアに交換しています。

 

もともとジョイント部分はカシメられていたので

パイプカッターでぶった切って

AN規格のユニオンを装着して対応しました。

上からDRLコアを見ると

こんな感じです。

流路の数が圧倒的に違います。

 

足回りはまず

アラゴスタからアラゴスタへ・・・。

OHするよりも新品買った方が安くない?って言う

海外ハイエンドサスペンションあるあるです。

 

同時に各サスペンションアームや

ナックルのブッシュを

ピロボールに打ち換えたりしつつ

サスペンション本体を

装着

して行きます。

 

国産車の整備に慣れていると、欧州車は若干 癖が強いです。

整備性が考えられていないと言うか、基本設計がダメだったから

アレもコレも付けちゃえ!って後から後から足し算したような雰囲気が否めません。

 

輸入車の整備を行っていると、如何に国産車が優秀で

整備の事も考えられて設計されているのかを目の当たりにします。

 

整備の事も考えて造られている割には、あまり故障しない国産車。

整備の事はあまり考えずに作られている割に、良く壊れる輸入車。

海外で日本車が売れるのがよくわかります。