3月10日 スパ西浦でのタイムアタック@白ヤリス 結果発表

2022年3月10日現在のスパ西浦モーターパークでのヤリスタイムは

トップ7が1分を切っていて、GRヤリスのポテンシャルの高さを表してますね。

シバタイヤのTW200をテストした時に出た59秒3ではトップ3にも入れません・・・。

 

その後シバタイヤのTW280のテストを行いながら

サスペンションのセットアップやアライメントをごにょごにょやってましたが

本当は機械式LSDの入庫を待ってたんです・・・。

 

・・・でも最近の気温上昇を見て、これ以上は待てないな。と言う判断を下し

GRヤリスGR-FOUR RZ-HPのライトチューン仕様としての今シーズン最後のタイムアタックをして見ました。

 

仕様は

HKSの車高調サスペンション ハイパーマックスⅣSP

スプリングは色々と変えてます。

マフラーがSARD

ブレーキパッドがプロμでローターやキャリパーはノーマル

GTウイングにSARD製をチョイスして、HKSのエアロを一巻きしてます。

スペシャルな所はどこも無く、誰でもすぐに同じ仕様に出来ます。

 

インラップは

シバタイヤTW200で様子を見て、サスペンションの細かい仕様変更を行いながら

ある程度セットアップが決まったら

ADVAN A052にチェンジしてアタックすると言う流れです。

 

シバタイヤTW200でのインラップ、まあいつもの事ですが

路面温度が14度まで上がっていても、ツルツルに滑ります。

コースイン2週はアンダーとオーバーが交互に襲い掛かって来ます。笑

 

タイヤがそろそろ温まって来たかな?と言う頃になっても

SPA西浦のラップカウンターが表示されません。

この時、既にデジスパイスのロガーでは58秒2を記録していたのですが

 

スパ西浦側は無反応・・・。

サーキット側に聞くと

「もうすぐ反映されますから!」

との事。

この週でベスト出した人、ご愁傷様です。

 

低速コーナーでのブレーキング時にフロントが沈み過ぎると言う症状を緩和すため

リアのリバンプを短めにしたり、減衰をどうするかをチーフメカニックが指示します。

今日はメカニック総出で来てますからね。

仕様変更レベルなら秒で片付けて車体をコースへ

帰します。

 

シバタイヤTW200では熱ダレが発生して来た段階で

タイヤをA052に履き替えてアタック。

 

デジスパイス上では57秒643

スパ西ポンダーでは57秒623でした。

 

デジスパイスでの赤枠はスパ西ポンダーでは計測されなかった時間帯です。

ちなみに青線はシバタイヤTW200でのスパ西ポンダーでのベストタイムですが

インラップ直後で記録した58秒2のが早い・・・。

まあ、シバタイヤでのタイムアタックではなかったので別に良いのですが

もしそうだったらと思うと・・・。

 

タイムとして57秒6で、なんとか車種別トップにはなりましたが

まだまだ課題は多いですね。

265/35-18と言うタイヤサイズを選び、A052を履かせるとなると

サスペンションのキャパがまるで足りません。

クルマの姿勢変化が大きく出過ぎてしまいます。

如何にこの姿勢を変化させ過ぎずに曲げるか?これが今後の課題です。

 

フロントとリアにLSDが入れば、立ち上がりのトランクションは稼げるようになるので

ボトムスピード脱出後の速度は乗せやすくなりますが、アンダーも強くなると思います。

 

この辺りをどうバランスさせるか、タイムアタックオフシーズン中に考えたいと思います。

とりあえずLSDが入ったらA052等のラジアルタイヤで55秒台には入れたいですね。

(あ~、言っちゃった。)

 

来シーズンまでに色々と考えて見ます。