ここの所、ちょっとだけディープな内容をお届けする事が多かったので
今日は各車の作業報告を行って行きたいと思います。
まずはER34スカイライン 4Dターボ車にLSDを装着したいとの相談があり
いつもの様に部品を頼もうかと思ったのですが、AT改MT車両と言う事で・・・。
なんのデファレンシャルケースが使われているか、一抹の不安があったので
先行して部品を頼む事はせずに、先にデファレンシャルを
分解して見ると、ER34用では無く、Z32の一部グレードやENR33スカイラインと言う
希少車に使われているデフらしく、NISMO側でも対応したLSDの選定に時間が掛かると言うイレギュラー。
LSD頼まなくて良かった~。ER34ターボ用を普通に買ってたら、装着出来ずってパターン。
乗って見るとなんとなく遅い気がすると言う
JZX110 ヴェロッサをダイナパックに載せてAFRやブーストを診てみると
「あ~、そう言う事ですか~」と言う結果。
JZX110はECU側で回転ごとにブーストリミッターが設定されてますからね。
そこをカットしないと・・・です。
タービン交換中の
FD3S RX-7は外したタービンの
エキゾースト側に
クラックが入ってました。
触媒とマフラーもリニューアルするのですが、インテーク側にブローバイオイルの浸食が・・・。
さてどうしましょうか?
エンジンルームからガソリン臭がすると言う
S15 シルビアは
レギュレーター周りの燃料ホースを確認して見ると
劣化でボロボロになってます。
グリって曲げると、ゴム部分がバリバリって砕けました。
装着された状態だと、表面上は問題無いように見えますがある程度の距離が進んだら要交換部位ですね。
ついでに
タペットカバーパッキンを交換するに際して、ヘッドカバーを外して洗浄中
オイルの交換頻度はもう少しインターバル短めにした方が良いかもしれません。
最後は200系ハイエースの
継続車検に伴う点検整備。
OSさんのLSDを装着出来る特約店にもなっているので
ハイエースやキャラバンの入庫も多いのですが
今回は車検整備に付随して、ATFの圧送交換も行ってゆきます。
荷物を満載で走る事も多いハイエースは、乗用車に比べるとATFの劣化が早い車両を多々見かけます。
なんとなく加速が鈍くなったような・・・
と思ったら
E/GオイルだけじゃなくATFも交換すると良いと思います。
5台のリフトじゃ間に合わないほどの作業依頼を4人のメカニックでグルグル回しています。
通常より問い合わせへのレスポンスが少々遅れる場面もあると思いますが
どうぞご理解くださいませ。