ZC33S 後期スイフトスポーツ マフラー交換~ECUチューン!

何かと最近騒がしいのがZC33SのECU関連

HKSがリコールを発表した事もあり

疑問を提示した方をヒーロー扱いするコメントも見受けられますが・・・。

 

自分はどのお店がどう言ったデーターを使っているのか

そのすべてを把握している訳では無いので

〇〇〇〇が良いも悪いも、そもそもコメントする立場にはいないと思いますが

一言、言わせてもらえるのであれば

 

メーカーが販売する車両のECUデーターだって不具合あります。

それをショップレベルの担当者が

あーでもない、こーでもないと言いながらこねくり回すのですから

安心、安全が保障されたチューニングECUってのは存在しないと思います。

それを理解した上で、自己責任の上、施す事を決めるのがオーナーの判断であり、自己責任かと。

 

安心と安全を担保したければ、新車で購入しすべてノーマルのまま乗って

なにかあればディーラーに保証で直してもらえば良いと思います。

 

ノーマル車両をバカにする人もいますが

メーカーの各担当者が何億と言うお金を投資して開発され

テストに重なるテストを受けたクルマが新型車として販売されます。

 

自分自身も色々なテストや検証を行うにつれて

如何に純正部品が考えられて造られているのかを思い知る場面が多々あります。

 

サーキット走行やスポーツ走行と言う割り切ったシュチュエーションでは

純正部品よりも優れたパーツもありますが

トータルのバランスで言ったら、純正部品はかなりの性能を発揮し

しかも5年10万キロの品質保証まで付いてきます。

そこまでの責任が負える部品を使って組み上げられています。

それでも後になってサービスキャンペーン等でコソっと手直ししなければいけない部分があったり

リコールと言う形で公に不具合を認めなければいけない場合も有るんです。

 

それに引き換えチューニングパーツメーカーが販売する部品は

開発時間も短くテストできるシュチュエーションもかなり限られると思います。

 

自分が開発したパーツやECUデーターを含め

純正以上に安心で安全です!なんて言うパーツは無いと思います。

 

それが分かった上で、それでも

・・・ノーマルの先にある何か・・・を求めて行うチューニング、いや改造。

チューニングなんて言う言葉を使うから、そもそも語弊が出るのではないかと思います。

チューニングって直訳すると調律ですよね。

ピアノの調律って、ピアノを改造するんじゃなくて音を合わせる事

クルマのチューニングってのは、タイヤのエア圧を合わせたり

アライメントを調整したりして、純正状態で備わっている調整箇所を変更しながらベストな状態を探る事。

 

自分たちが主に行っているのは純正部品以外の物を使って行う改造です。

自動車メーカーが考える使い方以上の事を望んで、あえて行う部品交換や加工

そう言った事に対して何か過度な担保を求めてませんか?

 

今回の一連の流れを見ていて、特定のショップやメーカーさんが悪者扱いされていますが

そもそも、それらの改造を依頼した各オーナー達は

改造についてのリスクを検討し理解していたのでしょうか・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて、ちょっとだけマジメな記事を書きましたが

当店では相変わらずZC33SのECUチューン、大好評です!!笑

 

今回は

プラグをNGKのレーシングに交換して

マフラーは

HKSのSPEC-LⅡに交換した上でのECUチューンです。

 

後期のAT車両でしたが

試運転でも問題無く、さらにはオーナーからも

今日はお世話になりました。
帰りの高速も巡行も追い越しもスムーズに加速し

無理している感じが全く無かったです。
今思うとドッカンでは無いですがノーマルは少しギクシャクしていて

それが速く感じていた一因かなとも思いました。
また何かあれば相談させて頂きたいと思っているのでその時はよろしくお願いします。

とのコメントまで頂けました。

 

デモカーのZC33Sでひたすら走り回っていた時

嫌と言う程

ESPチェックランプの点灯に直面し、その対策に数か月を要しました。

完璧だ!とは言いませんが

様々なシュチュエーションや速度域で試して対策して開発したデーターです。

乗って頂いて恥ずかしような物ではありません。

 

あっ

ガソリンスタンドとかで良く進められる水抜き剤や

インジェクターの洗浄効果を謳うガソリン添加剤を入れると

エンジンチェックランプが点灯するってのは2.3台経験しました。

 

一度ガソリンを空にして再度ちゃんとしたハイオクガソリンを入れてテストしたら

エンジンチェックは全く付きませんでした。

 

変な混ぜ物はガソリンに入れない方が良いのは言うまでもありません。

(オクタン価向上剤とごっちゃにしないでくださいね~)