ポルシェ718ケイマン PDKオイル交換

PDKって何?って思う人は恐らくポルシェの事あまり興味ないかと。笑

 

ポルシェ、ドッペルクップリング=doppel kupplung 

英語にすると

ポルシェ、ダブルカップリング=Double coupling

いわゆるDCT、デュアルクラッチトランスミッションと同じ類のミッションです。

 

先日のエンジンオイル&フィルター交換の効果の高さに味を占め

今度は

PDKオイルの交換を

行って見ました。

 

エンジンオイルよりも更に面倒臭くて

フィラーからある程度のオイルを注入したら、診断機を繋いでエンジンスタート

PDKオイル油温が指定された温度内にあるうちに素早くエア抜きを行ったら

今度はオイル充填モードに切り替えてオーバーフロー分のPDKオイルを追加注入

油面調整用のストローから溢れてきたらようやく終了です。

 

これらの作業を油温が50度以上になる前に終わらせないといけません。

実は一回失敗していて、ぼーっとしている間に

油温が69度まで上がってしまい、送風機で冷ますものの営業時間中には冷めきらず・・・。

冷めないとエア抜き作業を診断機が拒否しますので

一晩放置した上での再チャレンジでした。笑

 

それでも

すべての作業が終わったら油温は45度。

こりゃ真夏のクソ暑い時に自走で入庫したポルシェだと

その日のうちにPDKオイル交換するのは無理ですね~。

真冬は別にして、自走で入庫された場合は一晩PDKを冷ますインターバルが必要になると思います。

 

すべての必要作業を終えて、いざ試運転へ。

 

ん~、正直言って、エンジンオイル交換時の様な感動する変化は・・・

と言うか変化そのものが薄い?

変らない??

 

今回はMOTY’SのDCTフルードM351を使用しましたが

これと言った変化は無く

もともとスムーズだった変速は、良い意味で変化なくスムーズなままです。

(こんな風に正直に書いちゃうから、お客が来ね~んだろうな~と。)

 

MOTY’Sの担当者曰く

「M351にしたからと言ってR35の様な大きな変化は無いです。

 ただ、耐久レース等に参戦している車両ですと、レース後半でのミッションのタレを

 最小限に抑えることが出来る様で、ゴールまでアクセルを踏んで行けるようです。」

との事。

 

今の所この718ケイマンで耐久レースに出る予定はありませんが

レース後半でも問題無く走り続けられるPDKオイルを入れて置けば

ストリートでは間違いなく大丈夫かと。笑

 

これでエンジンオイル&オイルフィルターに加え

PDKオイル交換の実績もできました。

オイルである以上、いつかは交換しないとな~と思っている718ケイマンのオーナーの皆さん

ディーラーでは遠回しに断られる事も多い様ですが

当店で交換出来ますよ!

変化の体感はあなた次第です!!大笑

 

あとはデフオイルですが、これがまた面倒臭そうです。

って言っても、やりますけどね。

 

 

MOTY’Sからは

ペールが3缶ほど届き

GRヤリスGR-FOURも油脂類総交換です。

今まで在庫で置く事の無かったミッションオイル等も

このヤリスの為に在庫する事にしました。

詳細は後日アップしますね。