R35 GT-Rは当店に入庫する車両のなかでもかなりのメジャー車種で
現状でも継続車検とエンジンフルオーバーホール
そしてECUの内容確認の3台が入庫中です。
こちらのMY2013モデルのトラックエディションは以前にECUチューンしたのですが
その際に組み込んだブーストコントロール機能やマルチマップが使えなくなってしまったとの事
ディーラーさんにてミッション内のクラッチ交換をしてもらい
納車後から様子がおかしいとの事でした。
PCを繋いで、現状のECUのROM-IDを覗いて診ると
おやっ?38B3Aって日本国内仕様じゃなくて、ヨーロッパ仕様じゃない?
たしかMY2013の国内仕様は38B2Aだったかと。
基本データーが入れ替わっちゃってるんでしょうかね?
もちろんECUTEKの追加機能もすべて使えず、走って見ても遅いです。
バックアップしておいたデーターを38B3Aベースのデーターにコピーして
データーを上書きすると
マルチマップもブーストコントロール機能も復活しました。
水温メーターが数字の1234に切り替わるのは
あらかじめ設定して置いた4種類のECUマップを走行中でも任意に切り替えられる機能です。
フルパワー、ハイパワー、ローパワー、エコモードと言った感じです。
ブーストメーターが1.5になったり0.6になったりするのは
最高ブーストの設定値を任意に切り替えられる機能です。
こちらも走行中でも自由に切り替えられます。
2つともステアリングにあるクルーズコントロールのスイッチやトグルスイッチで操作するので
社外のブーストコントローラーの様な後付け感もなく、非常にスマートですよ!
これらはECUTEKと呼ばれるソフトを使用することで得られる追加機能ですので
単純なECUの書き換えでは操作出来ないです。
R35オーナーで気になる方、お問い合わせ下さい。
さて、次はロータスエリーゼの
エンジンチェックランプ点灯トラブルシューティングです!