メルセデスベンツ 205系 C63S-AMG エンジン掛かりましたよ。

先日のブログでエンジンが掛からなくなってしまった件をアップした

C63S-AMGがダイナパックから降りてます。

諦めた・・・?

 

いいえ

ちゃんとECUを復旧させて、セッティングまで終わりましたよ。

 

折角ダイナパックに載せたので現車合わせセッティングを行って

徐々にパワーアップさせた、その最終的は

 

656PS トルク91.5K!

 

オレンジ色がディーラーによるECUリプロでノーマルECUデーターに戻った状態

水色の破線がパワー重視のセッティングを行った時のグラフで

グレーの実線が今回の現車セッティング後です。

 

ECUのリプロに関しては、「余計な事して~」と言う感じでしたが

ECUだけでなくTCU(トランスミッションコントロールユニット)も

ディーラーがリプロしてくれたおかげで前回のセッティングに発生していた

ATの滑りも今回は皆無!

そのおかげもあって、トルクが90kオーバーです。

これで4WDでは無くFRって言うのだから

TRCのお世話にならないとなかなかアクセル全開には出来ません。

 

TRCと言えば、ダイナパックでの測定中はOFFにしますが

パワーチェック後は色んな警告灯がいっぱい点きます。

そりゃまぁ前輪は止まっているのに後輪だけ凄いスピードで回るうえに

Gセンサーには何の入力も入って来ないので

各ユニット総出で警告灯祭りです。笑

 

パワーチェック終了後には

診断機を使って、全ユニットのDTCを検索して

すべて消去します。

中途半端にエラーを残すと、ダイナパック後の実走チェックで出たのか

元々出ていたのかの判断が付かなくなるので・・・。

 

DTC前消去後のメーターは

当たり前と言えば当たり前ですが、警告灯の類はすべて消えています。

 

実走行でもトルクの向上が明らかに確認出来

エラーの類も全く発生しなかったので、今回のセッティングはこれで完了となります。