昨日のブログで少しだけ紹介したZN6 86のタービン装着車両ですが
タービンを装着してひとまずエンジンが掛かる事を確認したら
タービン周りのオイル漏れがないかを確認して
ポートインジェクターを
大容量化しました。
それに合わせてインジェクションスケールを調整したデーターを書き込んで
エンジンの再始動&燃料漏れの点検。
問題がない事を確認して
ダイナパックに載った訳です。
ターボ車にする以上、純正の圧力センサーではオーバースケールになってしまうので
3バールまで測れるMAPセンサーに替えながら
過去の経験から燃料と点火のマップを基準に各リミッター等を再設定し直します。
ベースがNAなので、まともに走る様になる為だけでも変更必須箇所がたくさん存在します。
これぐらいならエンジン壊れないだろうな~と言う内容で
パワーチェックすると360psオーバー!
これじゃミッションもエンジンも耐えれない。と言う事で
いつもとは逆の作業でバランスよくパワーをダウンさせて行き
目標の320ps前後に落ち着きました。
ノーマルNA時代は190ps弱だったので
130ps以上のアップデートです。
その時の出力213psと比べても・・・。
比べること自体が間違っているんじゃないか?と言う差です。
サーキットも積極的に走られるオーナーなので
今後はエンジン内部にも手を入れて、400ps前後の出力になると
今回のタービンを上手に使った仕様になると思います。