CP9A ランエボ6 継続車検作業

ミッションを降ろして見たら、オイル漏れ箇所がオイルパンの合わせ面だった

CP9A ランエボ6は、そもそもは継続車検にて入庫した車両です。

 

オイル漏れ箇所を修理しミッションを再車載したらエンジン始動。

LLCのエア抜きをして、オイル漏れ修理作業完了となりました。

 

新規で入庫した訳ではなく、以前からLINKの導入やセッティング等

多方面に渡る作業を依頼して下さっているオーナーですが

継続車検を当店で受けるのは今回が初めてでした。

 

ブログ中にしばしば現れる

「安くはないですよ。」

と言う文言

 

このランエボ6オーナーも車検を迎えるに当たり

「来年2月で車検なのですが、ビークルフィールドさんでお願いしてみようと思っています。

 ただブログを拝見すると、安くはないという表記を散見します。

 予算を大きく超えた場合は断念せざるを得ないので

 ざっくりとした予想金額を教えて頂けないでしょうか?」

と言った趣旨のお問い合わせを頂きました。

 

そこで概算の見積もりをお知らせした所

「それぐらいの金額であれば予想の範囲なのでお願いします。」

と言う事で、継続車検をお請けさせて頂きました。

 

安い、高いには個人の感覚の違いがあるので

一概に決める事は出来ませんが、いままで、〇バックやホ〇デー車検などで

「兎に角安く安く!」

と言って車検を受けてきた方々には、当店の車検は高く映ると思います。

今後も格安車検をご利用下さい。

 

逆にディーラー等で過剰整備をされた車検を経験してきた方には

当店の車検は適正価格として映るのかも知れません。

 

いずれにしても、当店で車検を受ける際は

まず車両を入庫して頂いて、基本的な点検をさせて頂き

 

車検に合格させるためには必ず直さないといけない箇所

車検には直接関係ない物の走行上、早期に修理した方が良い箇所

緊急性はないものの出来れば交換した方が良い箇所

 

この3点を踏まえて見積もりを作成させて頂きます。

 

オーナーからの指示を頂いてから部品を発注して作業を進めますので

勝手に過剰整備を行って、納車時にビックリ請求!と言う事はあり得ません。

その辺りは安心してお任せください。

 

今回のCP9A ランエボ6に関しては

入庫時にエンジンとミッションの合わせ面からオイル漏れがあり

にじみ程度ではなく、ポトポトと落ちてくるレベルだったので修理を決意。

 

クランクリアオイルシールが原因では無いだろうか?と

ミッションを降ろして、フライホイルを外して・・・。

オイルパンの合わせ面からのオイル漏れでした。

 

オイルパンを取り外し

徹底的に液体パッキンの除去と洗浄を行ったのちに再組付けします。

 

折角クラッチ類を取り外したので

各部を点検すると、ディスクの摩耗が微妙な感じなのと

レリーズベアリングにちょっとしたゴリゴリ感あり。

この2点は

新品を導入しました。

 

車検通過が難しいと思われた

ヘッドライトの曇りは、光量不足で検査不合格になる事が多いので

磨きを行って、簡易的なコーティングを施します。

 

すり減っていた

ブレーキパッドも新品に交換し、粗方の主要整備が完了しました。

 

今後、実際に陸運局に車両を持ち込んでライン検査を受けて合格すれば車検完了となります。