GRX133 マークX ATF圧送交換!

先日のブログでちょろ~と作業風景が出てきたGRX133 マークXは

AT本体横にあるウオーマーを取り外して

ワンオフの圧送交換用アダプターを装着した上で

ATFの圧送交換開始です。

 

走行距離20000㎞の中古車を購入との事で

そこまでATFは汚れていないだろうと思っていましたが

残念ながら、かなり汚れた状態のATFが排出されてきました。

ただ汚いだけでなく、裏からライトを当ててもまったく見えないほど

透明度も無くなっていたので20000㎞と言えども

かなりのシビアコンディションで乗られていたのかも知れません。

 

まずはトルクコンバーター内のATFとほぼ同量の7Lを交換して見ましたが

ライトを当ててようやく光がかすむ程度なので、更に7L交換。

だいぶ透明度が出ましたが、もうちょっとキレイな赤になって欲しいと言う事で

最後に3Lを交換してクリーニング処理する事で納得の透明度と鮮烈な色になりました!

 

ATFとしてはMotysのM301を使用する事で低粘度ATFに対応しながらも

トルクの伝達力が高いので、トルクコンバート時の加速感や

ロックアップ前後の切れの良さを体感出来ます。

 

GRX133 マークXを含め、アイシン製 6速ATは

トルコン太郎を持っていても、そのままでは圧送交換が出来ません。

アダプターも売られている物ではなく、ワンオフで造らないといけませんので

全国的に見ても、この6速ATのATF圧送交換が出来るお店は少ないと思います。

 

ATF交換しないとな~と思いながらも、何となく時間が経ってしまい

気が付いたら10万キロ近くになってた!と言う各オーナーの皆様

トルコン太郎による圧送交換であれば

極力リスクを下げながらも過走行車両のATF交換を行う事が出来ます!

この機会に如何ですか?