R35 GT-Rミッショントラブル修理完了!NISMOはダイナパックへ!!

昨日のブログでも、12月の混み具合をサラッとお知らせしましたが

駐車場側から見ると

結構な台数が鎮座してます。

納車待ちのクルマもあれば、作業まちのクルマもありますが

これに加えて、現在作業進行中のクルマが工場内のリフトに入っていて

さらには第二、第三駐車場とガレージ内に数十台のクルマが・・・。

 

ハイっ、思いっきり師走の風景と化しております。

作業を依頼して下さっている皆々様、来年も変わらぬご贔屓を!

忙しいので、これで本日のブログは終わりです。

 

 

なんて訳無いですよ。

 

2枚目の画像をズームアップすると

3台のGT-Rが映ってます。

 

BNR34は昨日のブログにも登場しましたが、無事継続車検に合格し本日納車予定。

右側のR35 NISMOは

ダイナパックに載せられてECUセッティングへ

 

そして左側のR35が、こちらのブログで少しだけアップした

ミッション不良のR35 GT-Rです。

 

まずは変なエラーコードが出ていたので、それらを完全消去!

色々とトラブルシュートして見ると

MT-CPUのデーターがMY2020モデルに書き換えられていたのですが

どうもその書き込みがうまくいっていないようで

そのせいなのか、クラッチ学習が完全には完了していない様です。

 

オーナー曰く

「2020データーを書き込んでもらったお店で

クラッチ学習がなかなか終わらずに、もの凄い時間が掛かったそうです。」

との事

 

クラッチ学習が出来ずにエラーのまま終わったんじゃ・・・。

なのでMT-CPU内に残っている様々なデーターを一旦完全に消去する為

リセットデーターと言う物を先行して書き込みます。

その後、キレイになったデーター領域に

MY2020用のデーターを上書きして

クラッチ学習を施工すると

普通に

完了しました。笑

やっぱりエラーが原因でクラッチ学習出来ていなかったんじゃ・・・。

 

ただ、MTの油圧は相変わらず低いんですよね~

他店でミッションのアッパープログラムを施工済みで

油圧アップも施してあるとの事ですが

MT油圧が3目盛り目を行ったり来たり・・・。

 

先日当店で油圧アップを施したGR6ミッションは

ミッション油温71度で4目盛りを指し、しかもフラフラせずにピタっと安定してるんです。

 

この部分を確かめようとすると、やはりミッションを降ろす事になるので

オーナーと相談して、ひとまず現状を乗って確認してもらう事に!

 

入庫時に酷かった、1速での発進時や2.3速へのシフトアップ時のグワングワンは

かなり気にならないくらいにまで緩和しているので

ある程度はMT-CPU側の処置が効いていると思います。

 

クラッチ学習も普通に完了したので、データー的にはしっかりと

MY2020用のMT-CPUに書き換え出来ていると思います。

 

さて、今度はR35 MY2014 NISMOのECUセッティングへ。