先日のブログで作業途中の風景を紹介したS15 シルビアですが
焼き入れ済のスリットローターと
パッドが入荷したので
早速交換!
排気系もすべて車両に戻して
排気漏れは皆無な状態に直りました。
ボンネット交換や外装修理も追加依頼して頂いたのですが
社外ボンネットの納期がかなり掛かってしまうので
部品が入荷するまで一度納車する形になります。
納期と言えば、結構な加工期間を必要としていたこのパーツ
なんだかわかりますか?
これ、SARDが出しているGSE21 レクサスIS350用の6速載せ換えキット内
付属フライホイールをワンオフで軽量加工した物です。
去年末にATから6速マニュアルミッションに換装した
この車両のオーナーが、もう少しだけアクセルレスポンスを上げたいと言う事で
軽量フライホイールの相談を受けたのですが
そもそもSARDがオリジナルで作製したこのフライホイルに軽量タイプなんてものは存在しません。
なので、現物を更に削って軽量加工した訳ですが
全面で削れる場所は既に肉抜きされていたので、ドライブプレートが装着される面を
最低限だけ残して切削してもらいました。
かなり固い部分なので、多くの時間と刃物が消耗され、納期が掛かってしまった訳です。
装着して見ないと効果のほどは?ですが
こう言う部分はやって見ないとわからないですからね~
やって見なければ良いのか悪いのかもわからないままですが
やって見れば少なくとも、良いのか 悪いのかの結果はわかります。
ネットやSNSで、自分の手は汚さずに結果だけを求める輩が徘徊するのは
どの業界も同じだと思いますが、実際にお金と時間を使って
こう言う玄人好みの試作を試してくれるオーナーが
当店にはたくさん居て下さるのは本当に幸せな事です。