昨日のnoteではダイナパックセッティング後、なぜ実走セッティングを行うのか
その辺りの説明を行わせて頂き、その後、いきなりの重大発表となりましたが・・・。
まだ その時 は来ていませんので、実走セッティングは必須となります。
いつもの24時間営業の有料テストコースに赴きました。
ダイナパックでは4速1500rpmからアクセル全開にして
8000rpmまできっちり踏んで行くのですが
そう言うアクセルワークは実走行では、まずありえないシュチュエーションです。
5速巡行からシフトアップで4速に入れアクセル全開!
4速、5速、6速
リアリティーな画像・・・。
この状態でピントの合った画像を撮影するのは無理です。
一度クルマを停めてLOGを確認しながら微調整して再度全開!
ダイナパック上では懸念事項だったブーストの振れも
緑のグラフで表されるように、実走行では定規で引いた様なまっすぐなブースト推移になりました。
こう言うセッティングはやはり実走ベースじゃないと難しいです。
負荷の乗り方がダイナパックと実走では結構変わって来ます。
ダイナパック上と比べて点火時期やA/Fのズレがないか?
車速補正がちゃんと効いているか?
車速補正の効き具合はダイナパック上の送風機と実走行では
風の量がまるで違うので、走って見て微調整して行きます。
全開域の合わせ込みが終わったら、今度は巡行域を。
アクセルの微妙な変化にクルマがリアルに追従するか?
ブーストが掛かっていない領域から掛かり始めの領域で実用トルクが出ているか?
ドライバーと意思疎通を図りながら各項目を合わせ込むと
実際に乗って楽しいクルマが出来上がって行きます。
低速トルクのしっかり確保されたRB26は、元々得意な高回転まできっちりと回り
6速6000rpmでもまだまだ加速が途切れませんでした。
画像はイメージです。
アッと言う間に非日常な世界に連れて行ってくれるBNR34 GT-R
車体としての価値も日々上昇していますが
この1台は紛れもなく本物のチューンドGT-Rとしての価値を持つ個体です。
最新式のフルコンセッティングは様々なことが可能で
そのフィーリングも10年前とは別物ですが、noteでは
SXE10 アルテッツァをパワーFCでセッティングした際の
その方法すべてを開示しています。
なんと当時のセッティングデーターそのものもダウンロード出来たりしちゃいます。
セッティングと言う物に興味がある方は、こちらも是非ご覧ください。