昨日のブログにて、なんとかブーストの制御が出来そうな感じになった
BNR34 GT-Rのエンジンルーム
仮装着的な部分はありますが、ブーストはしっかりと過給させて
HIブースト時617ps トルク71.5k
LOブースト時514ps トルク52.1k
この間は室内に設定した
ブーストコントロールダイヤルで無段階に調整可能です。
今回使用した
このタイプの排気バイパスバルブを制御するには
ソレノイドDUTY〇〇%と言った決め打ちが一切に通用しませんでした。
アクセル開度と回転数でブーストソレノイドDUTYマップを作り
R35 GT-R張りのマッピングで、各ポイントの数値を決めて行き
何とかそれなりのブースト推移が実現出来た感じです。
なので昔からあるDUTY値とGAINだけでセッティングするような
いわゆる後付けブーストコントローラーなんて物じゃ
まるで制御出来ないでしょうね。
今回はLINK G4X内のブーストコントロールをかなり積極的に使って
なんとかブーストコントロールできたかな・・・?と言う感じです。
なので、今どきのクルマの純正ブーストコントロールの様な
定規で引いた様なブースト推移は実現できず
若干のふらつきにパワーグラフが追従してしまう結果となりました。
まあ、このレベルだと乗れば気にならないのですが
グラフの見た目が・・・ですよね。
とりあえず当店に入庫した際に現状の把握として見せて頂いた
こちらのグラフは大幅に超えられたと思います。
4000rpm付近で60k弱だったトルクは65kまで太り、その後72k弱まで上がります。
パワーに至ってはミニマムブーストでも500psを超え、ハイブースト時には600psオーバーです。
これからダイナパックから降ろして、実走行セッティングに耐えられるように
各部を確実に固定して行きます。
ダイナパックでは
LINKのフルコンをセッティングしながら
マフラーを
HKS製に交換したFL5シビックタイプRには
純正ECU書換にてSTEP2とPOP&BANGをインストールしました。
試運転後一緒に同乗して頂き、どういうアクセルワークで音が炸裂するのかを実践。
その炸裂音にオーナーも思わず助手席でにんまり・・・です。
通販でPOP&BANG仕様のECUを買った物の
乗って見たら全然鳴らない・・・ってのもあるそうですが
オーナーの目の前でパンパン鳴らせますので、そう言ったクレームは皆無です。
さて次のセッティングは、ダイナパックだと
シングルタービン仕様のFD3S RX-7かな。
今チーフメカニックが一生懸命LINKをインストールしてますが・・・
ロータリーのセッティング、やりたくないな~。
失火一発でエンジンブローしますからね。
燃調は濃すぎてもブロー、薄くてもブロー、丁度いい所から始めないとダメなんですよね・・・。
同じ赤いクルマでも
こっちはnoteで例の液体パッキン詰まってエンジンブローする話の続きを書き綴っています。