未認証作業の摘発に力を入れると言うのは本当の話だったんですね。有名ショップでも未だに未認証の工場は多く・・・。

少し前の話ですが、国土交通省の関係者から

「今まであまり力を入れて来なかった

 未認証工場や未認証作業の摘発に力を入れる事になってね。

 浅田君の所はたしか認証工場だったよね?」

と言う話を聞きました。

 

今までも同じような話をチョイチョイ聞くことはありましたが

摘発は主に指定工場側でして、指定工場が悪さをしている事に際しての制裁は良く見ました。

 

っが未認証作業を行っている未認証工場なんて、そもそも見つける事が難しく・・・。

こんなポスターを見たとしても、だから何?みたいな・・・。

 

っが、今は通報制度と言う物が取り入れられていまして

認証工場や指定工場に情報提供を呼び掛けています。

こうなった背景にはユーザー車検代行業者が適当な仕事をして継続車検を受け

適当に納車した後に重大な事故が起きたと言うケースが増えたと言う物があるらしいのですが

チューニングショップと言うカテゴリーを考えた際

この未認証作業と言うのは日常茶飯事的に行われていま・・・せんかね・・・?。

 

エンジンブローして、OHの為にエンジンを降ろす。

これは間違いなく認証作業に該当しますので

認証工場や指定工場で無ければ行ってはいけない作業です。

 

ドライブシャフトのインナーブーツが破れたので補修のためにドライブシャフトを外す。

これも認証作業です。

 

キャンバー調整する為、社外のアッパーアームに交換する。

これだって立派な認証作業です。

 

っが、あなたがこれらの作業を任せているショップさん

ちゃんと認証工場としての許可を取ってます?

 

お店の見えるところにオレンジ色か緑色の看板が貼り付けられており

どのような車両のどんな作業が認可されているか明示されてますか?

 

今までは、なんとなく目をつぶられていた有名ショップでの未認証作業も

ここまで世の中がコンプライアンスと言う事に対して敏感になると

お国の皆さんも動かざるを得ないと言う状況らしいです。

 

ナンバーの付いた公道を走るクルマの作業を行うにあたっては

必ず道路運送車両法と言う物がついて回って来るものでして

その法律に乗っ取った作業を行わなければいけないのですが

そもそもその認可すら受けていないと言うチューニングショップが多すぎると思います。

 

原動機としてのエンジンはもちろん

ドライブシャフトやプロペラシャフトが含まれる動力伝達装置

ハイエースのリーフスプリング等を含む緩衝装置

ブレーキパッドやローターを含む制動装置

アッパーアームやロアアーム等を含む走行装置

そしてタイロッドエンドを含むかじ取り装置を脱着するには認証認可が必要で

認可を持たずに作業する事は道路運送車両法違反となります。

 

ユーザーのクルマにうんちくを垂れる前に

まずはお店を認証工場として、法的に作業が可能場所として認可して貰う。

これからのチューニングショップは、まずここがスタート地点になるのかもしれませんね。

 

 

話は変って昨日のブログに出て来た

ノック補正学習値が15.7でロックされていたGRヤリスですが

どうもクスコのピッチングストッパーを装着していたと言う履歴だけが原因ではないようでして

最終奥義を使って

裏のノック補正学習値を22以上まで上げるも、アクセルを少し踏み込んで負荷を上げると

ガガガガっと学習値が下がると言う現象が・・・。

 

こうなると実際にノックが発生していて、それをノックセンサーが読んでいると言う判断になります。

ではこの車両がこうなってしまった原因は?

 

続きはnoteにて書き綴って行きます。