駆動系特集!R35ドライブシャフトプチ強化 BRZデフマウント交換 クラッチの滑るLEXUS IS250・・・

昨日のブログでも少し登場しましたが

R35 GT-Rのミッション修理とZC6 BRZのLSD組み込みが進捗しています。

 

R35 GT-Rに関しては

ドライブシャフトのOHも依頼されていたので

ブーツを外して古いグリスをふき取った後

耐高熱、耐高負荷に対応したグリスを

封入した上で各ベアリング部分を

組み上げました。

リアメンバー一式車体に装着して、各部を締め上げて行きます。

 

BRZのLSDもデフケースの

デフマウントブッシュの打ち換えや

 

メンバー側デフマウントブッシュの

打ち換えを行っていますが

外したブッシュと新品を比べるとこのような差です。

ZC6 BRZやZN6 86も、そろそろこう言うメンテナンスが必要な距離&年式になって来たんですね。

 

デフケースを外した際に

ぷらーんとなったドライブシャフト

ブーツの周辺を見るとグリスが飛び散っています。

パックリと割れている訳ではありませんが

ここも経年劣化ですね。

分解して洗浄して

新たなグリスにて組み上げた物を車載。

もちろんこれらの作業は都度オーナーに確認して、交換の意を確認してから進めています。

 

いわゆるチューニングだけではなく通常の整備も

ポイントを見極めて交換アドバイスが出来るかどうか?

しかも勝手に進めるのではなく、都度意向確認をしながら進める。

今どきのショップに求められるのはオーナーとのほうれんそうだと思います。

(報告、連絡、相談のほうれんそうね。野菜の方じゃないです。)

 

そしてもう1台の駆動系修理が

こちらのGSE20 レクサス IS250です。

 

他店にて5速マニュアルミッションに換装されたものの

VSCシステムチェックは点灯しっぱなしだわ

ある程度走行するとクラッチが滑るやらで、まともに走れません。

 

ECU側は色々と対策をして

適合性のクリアは出来ましたが、Gセンサの0点学習が出来ず・・・。

整備書を見るとパーキングポジションでないとこの学習は出来ないとの事。

5速マニュアルミッションに換装された際、サイドブレーキを引くと

メーターのパーキングランプは点灯する様に加工したみたいですが

それをECUやECTがパーキングとして判別しているかは別の話・・・です。

 

ATを撤去した際にインヒビタースイッチまわりの配線処理をどのように行ってるかの確認も含め

5速マニュアルミッションを降ろしました。

ここからはクラッチが滑る原因追求も兼ねての診断となりますが

クラッチ自体はOS製のシングルクラッチでした。

容量的に2.5LのNAのトルクで滑るか?と言われると・・・多分滑りません。

 

ベルハウジング内のダイレクトレリーズ周りを

一度キレイにしてから各部を診ようとするのですが、ここで違和感を感じます。

 

あ~なるほど・・・。

ある程度走行するとクラッチが滑る・・・ここにヒントありですね。

 

クラッチが滑ってしまう原因の考察noteにて書き綴ります。