三菱ミラージュとZC33S スイフトスポーツの5ドアハッチバック車両
ミラージュもスポーティー路線復活を目指した・・・のか、分かりませんが
ん~・・・売れませんでしたね。
今回は継続車検整備での入庫です。
同じ5ドアハッチバックでも、予想以上に売れて4型まで出てしまった
ZC33S スイスポは徹底的な軽量化や一見チープさを感じさせない内装
そして6速マニュアルミッションが選択できるターボ車と言う事で
国内ではなかなか類を見ない、FFターボ車ですが売れに売れてますね。
今回はLSDの組み込みと社外クラッチへの交換の為
まずはエンジンハンガーの組み立てから始めます。
同じFFターボ車で、しかもエンジン型式までそっくりな
FL5 シビックタイプRも5ドアハッチバック車両です。
2.0L直噴ターボエンジンの型式はK20C
スイフトの1.4L直噴ターボエンジンの型式はK14C
制御は2台共BOSCH製の4MサイズECUを使っています。
多くは語りませんが、この類似性にピンっと来る人は多いはずです。
今回はFL5 シビックRには
SSRのGTX04と言うホイルにミシュランパイロットスポーツのCUP2を組み込んで
装着しましたがチューナーサイズなのでノーマル車高だと
インセットとホイールアーチまでの
バランスが不格好ですね
早々に車高調サスペンションを組んで、車高も ぐっと落としたいと思います。
ECUにはStep2 POP&BANGがインストールしてある車両ですが
CUP2を以てしても2速でホイルスピンしてしまいます。
まだタイヤの皮むきが終わっておらず、じゃっかんのハーフウェットでの試乗だった事もありますが・・・。
その代わり3速以降の加速感は圧巻で、どこまで加速するの!?って言うスピードの乗り方でした。
4速以降は普通に怖くて、一般道じゃ~その性能を発揮するまでもなく終了です。
だからと言って乗りにくいと言う訳ではありません。
普通に理性を持ってアクセルを踏めば、全く持って普通のクルマですが・・・
いつもよりちょとだけ多めにアクセルを踏めば、ノーマルとは比べ物にならないトルクの太さで
グイっと背中を押してくれます。
ノーマルECUだと
「この回転数域帯はトルクが細くて使いたくないな~」
って所がありますが、ECUチューンにて無理なくジェントルにしかも力強く押し出してくれるので
1速でスタートしたら2速は飛ばして3速へ、その次は5速へってシフトチェンジしても問題ありません。
気になるFL5 シビックタイプRのオーナーの皆さん
事前に予約して頂ければ試乗も可能です。
Step2ECUチューンとCUP2の加速力を味わってしまうと
もうノーマルには戻れませんので、その覚悟があれば・・・の話ですが。