先日のブログで紹介したZC6 BRZがリフトインされて
バンパー周りが撤去されました。
HKSのS/Cキットポン付けではなく
ラジエターの大容量化やオイルクーラーの装着を行い
インジェクターを大容量化することでS/Cキットの本領を発揮させます。
当店ではS/Cを装着する人の8割がこの仕様です。
ただ単にS/Cキットをポン付けするのであれば巷の量販店でも出来ますし
何よりパワーアップの度合いが低いので、ハッキリって費用対効果が高くありません。
更に、一度S/Cを装着した後にラジエターを交換しようと思うと
装着したS/Cパーツの8割を取り外さないとラジエターの脱着が出来ないです。
徐々にステップアップするのも良いと思いますが
このZC6やZN6のS/Cキット装着に関しては
最初から考えうる必要パーツを一気に付けてしまった方がかなりお買い得です。
っが、一般的なお店さんではKOYOのラジエターとHKSのS/Cキットは同時装着してくれません。
ラジエターとS/Cキットのインタークーラーがガチ当たりするんですよね~
どうしようもないお店だと、ガチ当たりしたまま納車・・・なんてパターンも見て来ました。
当店ではオリジナルのスペーサーキットを作成して、きちんとオフセットさせて装着します!
その辺りの作業風景はまた別の機会に。
作業が始まるとバッテリーのマイナスを外しているのでしばらくECU関連が接続出来ません。
なので先にHKSのフラッシュエディターを車両とリンクさせて
S/C用のデーターに
初期化します。
今回のROM-IDはZA1JA02Aですね。
HKSがS/C用にイニシャライズしたPHASE1.2は、そのままでは使えないので
インジェクターを大容量化させ、排気効率を高めた車両用のデーターに変更し
フラッシュエディターに書き戻します。
このデーターを基準にして、現車合わせでセッティングして行きます。
ふと、工場を見てみると
リフトインしている車両は全部水平対向エンジン搭載車でした。笑