ZC6 BRZの現車合わせセッティング完成

先日、APEX製のフルエキゾーストへの交換がはじまったZC6 BRZ

エキマニからサポートパイプ、そしてキャタライザー

更にメインマフラーまで装着が完了して

まずは現状のECUデーターでのデーターLogを拾います。

単純に排気系をAPEXフルエキにしただけでもハッキリと体感できますよ!

アクセル踏み込み時のパンチが出ます!!

 

あっでも決してAPEXの回し者ではありません。

ダメな物はダメと言います。

これはHKSでもトラストでもどのメーカーに対しても同じで

HKSだから大丈夫とか〇〇だからダメと言うのではなく

ダメなパーツ比率がどれだけ高いか?を考えてメーカーを評価すれば良いと思います。

残念ながら使えないパーツ比率が70%を超える国内パーツメーカーさんは少なくはないですが・・・。

 

少々、話が脱線しましたが、エキゾースト単体での効果を確かめた上で

現車合わせセッティングに入って行きます。

基準となるデーターを入れて走行し

Logを取って・・・

あれっ?

VVTIが動いてない。

デモカーでも経験した

「ECU書換後やバッテリーを外すとVVTIが動かなくなる。」

と言う症状です。

 

原因はいくつかありますが、自分で考えて下さい。

ヒントはFA20のVVTIには進角だけでなく、遅角もあると言う事です。

対策をしないと

20分も走らないとVVTIが動かない!なんてことになります。

 

レース車両でキルスイッチをカットオフした後の再走行時

20分もVVTIが動かないんじゃ勝負になりませんね。

 

VVTIが動くのを確認してからLogを見て

必要な個所の微調整を行って、書き換え→Log確認を数回繰り返し

現車合わせセッティング完成です。

 

ECUチューニング後は5800rpm以降の伸びが明らかに良くなり

ハッキリとパワーアップ感を体感することが出来ます。

 

交換したカム角センサーのOリング周りも

オイル漏れは再発していないようで

オイルの滴りも

清掃後は

皆無の様です。

遮熱処理はオイルパン周りだけでなく、熱が入るとよろしくない関係各所に施工してあり

余った遮熱シートで、ぶっ壊れやすい左ドライブシャフトのインナー側も保護。

 

マフラーが直下を通る関係で、熱でグリスがヤラれてしまい

内部が砕けるのがパターンです。

根本的な解決にはなりませんが、すこしでも延命できればと。

 

すべての作業が終わり

入庫時とは明らかに異なるハイレスポンスを手に入れたBRZ

完成です。