今日から4月ですね。自動車特定整備制度スタートです。

今日から4月ですね。

コロナの影響で各制度の変更があまり大きくアナウンスされませんが

整備業界に影響のある変更として

自動車特定整備制度が今日からスタートします。

 

なんの事?と思うかもしれませんが

簡単に言うとレーダークルーズや前方カメラの付いた車両で

バンパー等を脱着するに際して、専用の資格が必要になります。

今までの認証工場とか指定工場と言う資格だけでは不十分で

詳しくはこのページに説明されています。

 

なので厳格に言うとこの資格を持たずに

該当作業を行うと無資格整備になります。

 

っが、ここ愛知県を含めほとんどの都道府県で

この資格を保有する為の講習が2020年3月31日までに開催出来ませんでした。

じゃあ、今日以降最近のクルマのバンパー脱着等はすべて無資格整備?なの??ってなります。

 

そこで、取られた経過措置と言うのが

2020年3月31までに、カメラのキャリブレーションや

レーダーセンサーのエーミング等の作業履歴がある事業所においては

今後4年間の経過措置期間を設け

その間に必要講習を受講し資格を有すれば継続的に該当作業を許可すると言う物です。

 

逆に言うと

2020年3月31日までに

特定整備に該当する作業を行っていなければ

今日から行うそれらの作業は

すべて無資格作業になるって事です。

 

なので、当店では

3月中に

カメラの

エーミングや

キャリブレーションを

実際に施工して

整備履歴として

残しておくことで作業実績を構築し、経過措置の該当範囲内に入れるようにしてあります。

今後も安心して該当作業を任せて頂けますよ!

(診断機に車両番号映ってますが、店の社用車です。

個人のお客さんの車両ではありませんので、あえて消していません。)

 

最近はコンプライアンスが非常に強く叫ばれてますね。

チューニング業界って、ただでさえアンダーグラウンドなイメージで

未だに全面的に違法改造上等!って感じだったり

認証工場でもないのに、エンジン脱着やブレーキの整備を

FACEBOOKとかでアップしているお店さんがいたり・・・。

 

アンダーグラウンドなステージで走ることがあるからこそ

せめて目で見てハッキリと分かる部分は

きちんと法令順守するに越したことはないと思うこの頃です。