今週の週初めはFA20のNAチューンドエンジンの組み上げからです!
カムの仮組まで終わり、カムクリアランスを測定しました。
エンジンブローから立ち直る為、チューニングエンジンとしてリビルトが始まった
FA20のシリンダーブロックは か弱い純正クランクを捨て
HKS製のクランクシャフトを左右から挟み込むに際して
海外製の強化メタルを使用しています。
ピストンも
鍛造品のハイコンプを使用しています。
再使用する部品はすべて
ウェットブラスト処理にてキレイに汚れを落としています。
このように清掃されたヘッド周りが
まずは片側に装着され
カムホルダーユニットに
カムを仮組したら
ヘッドに組み付けて行きます。
この時点でカムクリアランスを測定し、希望するクリアランスにする為の計算をします。
同じ作業を
左右両方で行い
在庫では足らないシムの入荷を待ちます。
カムクリアランスを揃える。
のと
カムクリアランスがすべて基準値内に入っている。
では似ていて非なる物です。
基準値内だとしても、すべてのバルブの突き出し量が
揃っているのと違うのでは差が出ます。
こう言う細かい部分の積み重ねがNAエンジンのフィーリングアップにつながって行きます。