RPS13 180SX ロストワックス付スロットルバルブ制御!

先日のブログで

ナプレック製のスロットルにS14純正のロストワックス機構が装着出来る様に加工した

RPS13 180SXですが

ロストワックスによるカム変位でスロットルバタフライが開くように

カムプレートをワンオフで作製して装着

とりあえずロストワックスが付いただけの状態とはパーツが増えているのが分かりますよね?

 

そしてロストワックス内にLLCが通る様に

エンジンから水路をバイパスさせます。

 

これで水温が低い場合はロストワックスが収縮することで

スロットルのカムを開ける方向に動かします。

そして水温が40度付近になるとロストワックスが伸び切って来るので

スロットルが閉じる方向にカムを動かすわけです。

 

実際に水温が低い状態で

スロットルの開度が4%弱になる様にロストワックス用カムを微調整し

開度に合わせた始動燃料とISCVの変位量を微調整。

 

ザ、アナログ!な感じの制御ですが、その効果は絶大で

水温14度からの初期始動でも一発で1500rpm付近までアイドルアップします。

っが、その後回転が2000rpm以上まで上がってしまいます。

 

これは今回使用しているSARD製インジェクターと

トラストのサージタンクの相性が原因だと思われます。

 

一般的にインジェクターから噴射された燃料は

バルブの傘の部分に当てると良いとされています。

しかしこの頃のSARD製インジェクターは先端にキャップを付けてV字に噴射させ

純正サージタンクでのベスト噴射場所に当てる工夫がされていました。

っが、その噴射場所はトラストサージタンクではベストではない様で

恐らくバルブの傘を飛び越えた部分と手前の部分にV字噴射してしまって

上手に燃料が燃焼室に入って行かないのだと思います。

 

低水温時に始動に至るには、かなり多量の燃料を噴かなければ着火しませんが

(エンジン内部も冷えているのでガソリンが気化しません。)

その必要量の燃料を噴くと、今度はポート内壁に当たって垂れてしまった燃料が

後からダラダラと燃焼室に入って行き、プラグが被り気味になり

アイドリング回転数が上がりきらないと言う仕組みではないかと・・・。

趣旨は違うかもしれませんがインジェクターの噴射着地点がズレると

どんな感じになるかは、GT-STUDIOさんが分かりやすく動画で説明しています。

 

今回バイパス出来る空気の量は増えた物の

インジェクターの噴射位置が悪い事は改善出来ていないので
始動時に必要な燃料を噴くと、上手く霧化出来なかった燃料が
ポートの内壁に付着し、その後ダラダラと燃焼室に入って行きます。

 

この時プラグは被り気味になりますが

空気の量が多くなっているので1500rpmぐらいまではアイドルアップします。


しばらくすると回転が2000rpmまで上がるのは、恐らく始動時に余った燃料が燃え切って
プラグの被りが無くなるからだと思われます。

 

じゃあ、どうすれば?

まあ、インジェクターを今時の霧化率の良いマルチホールタイプにすれば

初期始動の噴射量を抑えても着火に至るので

垂れた燃料でプラグが被り気味になるのは抑えられるかと思います。

 

そうすれば初めからアイドル回転数の変動をあまり考慮しなくても良くなるので

ISCVの変化量も減り、アイドルの不安定感は大分収まるのではと考えています。

 

でもマルチホールインジェクターって、トップフィードインジェクターでの話

RPS13は元々サイドフィードインジェクターで

このトラストサージもサイドフィードインジェクターのデリバリーに対応した造りです。

トップフィードに替えようとするとデリバリーから変えないといけません。

費用的にも結構な出費になるんですよね~。

 

さて、どうしましょ。