先日のブログでダイナパックによる現車合わせセッティングの様子をお伝えした
GRX133 マークXですが、どれくらいのパワーアップが果たせたのか・・・?
まずはECUはノーマルのままでパワーチェック
サクションパイプやビッグスロットル
エキマニやマフラーが交換されている今回の車両は
以前パワーチェックしたノーマルのGRX133と比べると
入庫時の段階ですでにパワーが上がっていました。
もちろん測定する季節も違いますし、条件も違うので
一概に単純比較出来る訳ではありませんが
ノーマル時318ps(TCF1.2にてカタログ値)のマークXが
今回は吸排気の交換で330ps トルクは41.9kでした。
3000rpmまでのトルクの細りは自分のアクセル踏み加減のミスです。
ガバっと踏むとキックダウンでギヤが落ちてしまうので
ジワ~と踏んでいくのですが、ビビり過ぎて踏みが遅いとこうなります・・・。
っで、今度は
ECUを書き換えながら、現車に合わせたデーターを
インストールしてはパワーチェック。
を繰り返します。
最終的には
352ps トルク44kと入庫時に比べ大幅なパワーアップです。
今回はアクセルの踏み込みをビビらずに出来たので
3000rpm付近のトルクもしっかりとグラフに載っています。
GRX133 マークXに載っている2GRエンジンは
すこし特殊なECUにて制御されています。
なのでGSE21レクサスIS350やアルファードヴェルファイアの2GRとは
アプローチの仕方を換えて行かないとパワーが上がって来ません。
現車合わせセッティングは22万円~と、決して安い金額ではありませんが
特にビッグスロットルなどを装着した場合は1台1台すり合わせする事で
エアフロセンサーの出力誤差などを吸収して、正規の電圧に合わせる事が可能です。
車種別専用データーとしては18万円で用意していますので
まずはECUチューンを試して見たい方はこちらのデーターもお勧めです。