HKSミッションを組むためリフトアップされていたR35 GT-Rも
しばらくミッションが無い状態でリフトアウトされていましたが
ミッションが組みあがったので
再度リフトアップです!
HKSミッションは
箱を開けて
内部のギヤを取り出すと
パッと見、組込み済みに見えるのですが
シンクロの類が一切ありません。
仮組されているギヤを一度バラバラにして
シンクロを取り出して、もう一度
組みなおす必要があります。
専用で設計&製作された精密ジグを使用して繊細かつダイナミックにギヤを組むのですが
このジグはHKSでも日産製でもありません。
HKSの取説ではエンジンスタンドを使って組むように書かれていますが
HKSの内部メカニック以外の人で
このエンジンスタンド方式で問題なく組めた人を一人も見た事がありません。
エンジンスタンドを使ってHKSミッションを組んだR35のほとんどが
アイドリングでもガラガラと変な音を発生させています。
380万円で購入したミッションが、ガラガラ壊れかけていたらと思うと・・・。
組み上げたミッションは、車載の前に
ミッションダイナモテスターに載せて各部をチェックします。
このテストを行うことで
「車載して試運転したらダメだった~」
と言う最悪のパターンを避けることが出来ます。
これらの作業は長野にあるネココーポレーションにお願いして施工してもらいます。
こうしてテストに通過したミッションは
メンバーと組み合わされて
車載しますが
この黒く鈍く光るセンタープレートこそ、HKSミッションを組んだ証です!
メンバーASSY状態にしたら
専用のリフトを使って車載して行きます!!
完成まであとちょっとです!