RPS13 180SX VproVER3.4にコンバートして終了!と思ったら・・・。

Vpro3.3から3.4にコンバートして、点火信号異常などが無くなった

RPS13 180SXは冷間始動や低水温走行での微調整を行い

これでトラブルフリ~なんて思っていたのですが

とある朝に店と駐車場の間を移動させると

Vproに入力されているサージタンク圧が-0.04kで固定・・・?

機械式のブーストメーターは普通に上下しているのでセンサー不良・・・?

 

正常時のlogを見ると

ちゃんとサージタンク圧は上下しています。

 

おかしいな~と思いながら

圧力を疑似的に作り出して、Vproのセンサー出力を見張っていると

あれ?直ってるやん・・・。

このパターン、直したんじゃなくて、直っちゃったと言う最悪なパターンです。

 

センサーが温まって来るとOKなのか?と

圧力センサーを取り出して、冷蔵庫で2時間ほど冷やして試して見ると

こんどは0.03kで固定!

やっぱり冷えとるとアカンのだなっと、正常に動くセンサーに付け替えると

・・・あれっ?変わらず0.03k。

 

念のため、もう一度

疑似的に、正圧

負圧を作り出して

Vproでモニターすると、正圧

負圧

問題無し・・・。

センサー不良ではないんですね。

 

更に念のため

センサー側の電圧とVpro側の電圧を測って見るものの差は無いので

配線、カプラー、端子は異常なし。

 

なぜ?

サージタンクの圧力取り出しがおかしいのか?と

圧力取り出しホースにゆっくりエアブローすると

「ボチュブチュブチュ・・・」

サージタンク底部にブローバイ溜まってる!!

汚い絵ですが、サージタンクを真横から見て

こんな感じでブローバイが堆積。

最底部に配置されたニップルから圧力を取り出していたので低負荷の走行では負圧にも正圧にもならず

しばらく走行したり、温度が上がってブローバイが邪魔しなくなると正確に測れると言う現象の様です。

 

肝心な制御に使う圧力は

底部からは取らないように配管を造り直し

正常なサージタンク圧力を表示する様になりました。

 

昨日のランクルもそうですが、分かってしまえば

「こんな事か~」

と言う原因ですが、分からない内は、頭のなかが?散乱状態です。

 

Vpro3.4の方は好調に動いてくれていて

点火信号のズレも皆無です。

 

さあ、これでようやく作業完了かな。