先日、完成間近とお知らせした86は
各パーツの装着がすべて終わりました。
HKSのS/Cキットはエンジンルーム内での収まりも良く
取って付けた感が少ないのも良いですね。
アイドリングと軽い試走の後、各部の漏れなどが無いかを確認し
ダイナパックに載せます。
純正の圧力センサーは0.4k弱までしか測定できないので
後付けの圧力センサーを接続しセッティング中のブーストもモニタリングします。
199ps トルク22.6kだったのに対し
S/C装着後の現車セッティングでは
300psオーバーを続々と記録し、最終的には
330ps トルク36.5kと言う結果になりました。
S/Cでのこの数字はかなり上の方だと思います。
現車セッティングせずにリストリクターとか付けたままですと
下手すると250psとかで止まってますからね・・・。
ブーストは
回転に応じて上昇して行き、ピークは0.8k前後です。
昔は立ち上がり重視ならS/C 高回転重視ならターボと言っていましたが
今のS/Cは遠心式が多いので、こう言った回転上昇型のブーストになります。
ボルトオンターボでのブースト上昇と比べると
3200rpm付近でのブーストはターボの方が高いです。
なので回転に伴ったパワー上昇を求める人には遠心式S/Cがお勧めで
3500rpmあたりからガツンと来るトルクを求めたいならターボ装着となります。
ダイナパックから降ろした86は
実走での微調整と確認を行い、現車セッティング完了となりました。
ダイナで86を回す合間を見て
GSC10 レクサスRC350の
ECUを取り出して
データーの読み込みと
スピードリミッターカットデーターの書き込み!
今回はリミッターカットのみでしたが
パラーメーター的にはパワーアップに関係する部分も解析出来ているので
希望があればECUチューンによるパワーアップも可能です。
希望されるRC350オーナーがいらっしゃいましたら、お問い合わせ下さい。