お店的には、GT-R三昧な感じで
ガラガラガラ~と轟音を立てていた初期型フライホイルハウジングを取り外し
最新型のハウジングを
装着!しましたが、基本的には消耗品です・・・。
ガタが出たら、交換するしかない部品です。
ダイナパックは
朝一でZN6 86のパワーチェックを行い
これからS/Cを装着するに当たり、現状のパワーグラフを把握
ここからどれくらいのパワーアップになるのか楽しみです。
昼からは
S14シルビアのNA車両のセッティング!
エアフロをR35用に変更し
ハイカム&ハイコンプ仕様のSR20DEエンジンを
Nistuneにて合わせこんで行くはず・・・だったのが
オーナーが持ち込んだエアフロが、お亡くなりになっていました。
エアフロ電圧0V・・・。
正常品は
0.35V出力しています。
まさか~と思って聞いてみると・・・
どうやら純正品ではなくパチ物の様です。
見比べると、左が純正品で右がパチ物です。
小穴が空いてないですね。
裏側を見ると粗悪品の方のシールが明らかに下手くそですし
そもそもエアフローする部分の穴が開いてない様な・・・。
あり得んですね。
エアフロはエンジン制御において根幹をなす部分です。
安いからと言ってヤフオクなどに出ている物を買ってしまうと
それが原因でドツボにハマる事も多々あります。
高いと言っても1万円ちょっとなので、ちゃんとした日産純正品を使いましょう!
それにしても、NA車両でΦ80のエアフロアダプターは
アイドル付近で流速が出ないので、かなりシビアにセッティングしないと
アイドリングすら出来ません。
まあ、そこはリアルタイムで書き換え可能なNistuneの利点を生かして
パパッと合わせこみ、高回転高負荷域は
結構スパっと決まってくれて、最後のひと伸びも演出出来ました。
3000rpm付近のトルクアップと6500rpm以降でのパワーアップ成功です。
入庫時はノーマルECUでしたが、点火時期が早すぎて
ハイコンプではノックリタードが入ってしまっていた様です。
点火時期を若干遅らせることでパワーも伸びるようになりました。
押してダメなら引いてみな!
セッティングも点火を早めるだけじゃダメな時もあるんです。