FIAT500チンクェチェント ECU関連のハーネスをすべて刷新!

超高額なワイヤーケーブル類の届いたFIAT500

シフトワイヤーをミッション側のリンケージに取り付けるのですが

そのままポンっと付く訳ではありません。

 

事の始まりは、シフトフィールを向上させるためシフトレバーを

サンバーの物では無く、PP1ビート用の物を使いたい!と言う所でした。

 

っが、サンバーのシフトレバーとビートのシフトレバーは動きがすべて逆です。

なのでそのままリンケージに繋げるとバックの位置が1速で

1速の位置がバックになります・・・。

 

よろしくメカドックのCR-Xと同じ!です!!(わかるかな~)

 

流石に一般車でシフトパターン全逆は無理だと思うので

ミッション側のリンケージを逆組して方向を逆転させます。

すると今度はシフトワイヤーを固定する位置が純正とは異なってくるので

ステーをワンオフで作製し

シフトケーブルがまっすぐ動くように造り直す必要が出てきます。

今回はシフトケーブルだけでなく

アクセルワイヤーやサイドブレーキワイヤーもワンオフで加工したので

すべてこの間口から通して

各ワイヤーを固定して行きます。

 

同時にエンジン制御ハーネス等も刷新しました。

エンジン移植したサンバーのハーネス類を使うに際して

ECUのスタートリレーやライト類のリレー等がそのまま流用されていたので

一度全撤去して

リレーの類はすべて

新設

しました!

こんな感じになった所で一度エンジンを始動させて、問題が無い事を確認したら

ハーネス類をコルゲートチューブで保護して行きます。

 

エンジンルーム側も

こんな感じだった始動確認時から

各配線をまとめたりコルゲートチューブを巻くことでだいぶすっきりしました。

 

ここまで来れば

フロアマットを敷いて

内張り類を組み付け

シートを装着したら、内装はほぼ完成です。

 

エンジンスタートやハザード類は

この位置にまとめて

コンソール周りのスイッチはライト類のスイッチに置き換えました。

 

夏本番に納車する事になるので

エアコンリフレッシャーを使って、真空の確認とガス量を調整。

 

エンジンフードを付けて、試運転を行いましたが

ECUまわりのハーネスも刷新したせいなのか

高回転でパンチのある加速をするようになりました。

 

週末の納車に向けて細かい部分を仕上げたら、すべての作業完了となります。