KE2系 CX-5はデモカーとして所有していた期間もあり
新型はKF2Pと言う型式になり、ECUも変更されているので
KE2系のデーターではECUチューニング出来ませんでした。
しかし
今回ECUチューンの可否が分からない状態でも良いので
ひとまず車両を預けます!と言うオーナーが現れてくれたおかげで
ECUの通信手段の確立テストを行う事が出来ました!
予想どうりKES系の通信方法ではIDの読み込みまでしかできず
ECUデーターの読み込みに至る事は出来ず・・・。
でもここで諦めるは嫌だったので
通信機器や通信手順を色々変更して見た結果
TactrixのOpenport2.0での読み込みと書き込みに成功!
これが出来ればあとはECUデーターの編集なので
成果の出るポイントを少しずつ変更して行きます。
ノーマルECU時
こんな感じのパワーとトルクでした。
これはダイナパックのグラフではなくデーターロガーからのデーターをベースに
車重や加速度を計算しパワーとトルクを表示する簡易DYNOと言うソフトの結果です。
4WD&ATのKE2をダイナパックに載せた時に
ありとあらゆるエラーが出て、セッティング後にそれを消すのに大変な思いをしたので
今回はダイナパックには載せず、このソフトにてビフォーアフターを表記します。
グラフ自体、まあまあボチボチ正確の様で
乗った感じの出力特性通りにグラフ表示されていると思います。
吸気にオートエグゼのエアクリーナーボックスが装着されているので
エアフロの出力電圧をモニターしながら、関係各所を調整して行くと
3000rpmで意図的にパワーが制限されていた部分が
4500rpm付近までキレイに上昇カーブを描くようになりました。
今回は最大トルクそのものはあまり上げないようにして
最大トルクの発生時間を増加させることで最大パワーの向上をさせたようなグラフになります。
計算上の数字ではありますが191psが238psまで向上し
実走行での確認時も3000rpm以上での加速感がかなり継続する様に感じました。
KF2P CX-5のECUチューニングも十分効果あり!だと思いますよ!!
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