ダイナパックでのセッティングが終った
HCR32@RB25DET
一晩寝かせて水温を下げきった状態からの燃料始動噴射の設定です。
AF計の電源を車両とは別にして、始動直後のAFの数値やエンジンの掛かり方を見ながら設定して行きます。
ミスるとプラグがカブってアウト
でも、ビビリながら何度も繰り返すと
水温が上がってしまってアウト
さじ加減が難しいですが、パワーFCはそれなりにイニシャルが入っているので
大きく仕様変更されていなければ、数回の始動で決まります。
そのまま低水温時の状態把握と微調整の為に実走を行い
水温が上がった段階で、前回での実走セッティングを行ってゆきます。
ダイナでセッティングした時と読み込み位置のズレが無いかを確認しながら
ログの数値も確認
エアフロ的にはまだまだ余裕がありますが、インジェクターは99%
ただ、この季節に全開で走行すると水温が70度まで下がってしまい
低水温補正が1.06になります。
水温補正停止温度を引き下げて対策することも出来ますが
今回はその他の弊害を考えて低水温補正は80度まで残しました。
ノックレベルは一番高い所でも10前後
エンジンはヘッドガスケットで圧縮を落としてあるので
ブースト0.9前後ならへっちゃらです。
その他細かい部分も確認して問題なく終了
作業完了となります。