ここ1週間
縁があって VOLVO V70 T4に載っています。
ここのところの流行りでエンジンは1600㏄のダウンサイジングターボです。
まず簡単な試運転をすると・・・
アクセルペダルとスロットル開度がまるで合っていません。
アクセルの踏み始めはスロットルがほとんど反応せず
30%ぐらいのアクセル開度からいきなりスロットルが開きだすイメージです。
その為、砂利の駐車場から発進しようとすると
アクセルの踏み始めはクルマが全くと言っていいほど動かず
その後いきなりホイルスピンをしながら発進!
と言う、今時のクルマにしてはかなり出来の悪いDBW制御です。
この状態で数日間乗って見ましたが
ターボエンジンの割にはパワー感もトルク感もなく
乗れば乗るたびにストレスが増え
「500万以上出して、この出来のクルマ、絶対要らない・・・」
と思っていました。
そして、ガソリンが減ってきたのでスタンドでハイオクを補給して
車両を動かし始めると
「んっ?」
アクセルペダルの踏み込み量に対して、クルマが素直に動きます。
何回か0発進を試みましたが、今までとはまるで違うスムースな発進で
全開加速中もかなりパワー感があります。
「KNOCK コントロールか~」
ジャリの駐車場に移動して、普通にアクセルを踏んでみましたが
踏み始めから素直にクルマが動き出し、急激なスロットル開によるホイルスピンもしなくなりました。
どうやら、店に来る前にレギュラーガソリンを入れられてしまっていた様で
クルマ本来の性能が発揮出来ていなかったみたいです。
VOLVOに関してはKNOCKコントロールを電動スロットルのDBW制御にも使っているんですね。
最近のVOLVOにお乗りの皆さん、けちってレギュラーガソリンで走っていませんか?
今のレギュラーガソリンを使い切ったら、次は
「ハイオク満タンでっ!」
とガソリンスタンドで言ってみてください。
今までとは全く異なる加速フィーリングを体感できると思います。