こちらのRPS13 180SXは
普段からメンテナンスや車検を行わさせていただいている車両ですが
今回はアクセルオフしてクラッチを切ると
エンストしてしまうと言う症状のトラブルシューティングです。
エンジンルームを見ると
エアフロはノーマルですが、むき出しのエアクリーナーと
リサーキュレーションバルブを撤去しているのが見受けられます。
実際に症状を発症させ、ログを取得してみると
回転が340以下にドロップしてエンスト寸前の時
インジェクターが必要以上の噴射を行っていることが分かります。
低負荷でエアフロ電圧が比較的低い状態からアクセルをオフにしてクラッチを切ると
エアフロ電圧の出力が安定せず、インジェクターの噴射命令がおかしくなり
失火気味によるエンストを誘発する日産車にはよくあるパターンです。
エアクリーナーボックスやリサーキュレーションバルブを純正に戻すという手もありますが
折角社外品に交換してあるので、出来ればECUのデーターを変更し
エンスト対策を行う方が現状のパーツを有効利用できると思います。