先日入庫した
R35 GT-R HKSの4.1LキットでVR41DETTにしたエンジンを積んでいます。
今回は排気系の見直しと、
エアロを装着してフロントの開口部を増やしたと言う事で
リセッティングを行ってゆきます。
その前に、ブーストが落ちているような感じがするとの事で
ジョイントホースを見てみると
微妙な感じの破れが見受けられるので
ここはおとなしく、新品に交換し
ダイナパックでチェックしてみましたが、
特にブーストの漏れはなかったのでこのままセッティングを開始
すると
水色と茶色のグラフを見るとわかると思いますが
クラッチが滑ってしまいました。
クラッチの油圧アップはすでに施工済みですが、トルクが130k近くになると
一気に滑ってしまいます。
しょうがないので、ブーストと点火時期で最大トルクを落とし
トルク124k パワー778psに落ち着かせました。
もともとは830psぐらい出ていたのですが、
排気の変更で高回転域はノックリタードが発生し6度ほど点火が落ちてしまいます。
出来れば高回転のパワーダウンをトルクアップで補いたかったのですが
クラッチが滑ってしまうのではしょうがないので・・・
ひとまずは暫定セッティングで乗ってもらい、
クラッチ強化後再度チャレンジしたいと思います。