各パーツの実装作業が終わったCZ4A ランエボⅩは
ダイナパックへ!
セッティングに必要な各センサーを取り付けて
いざ、セッティングスタート
まずは机上で計算したデーターをインストールして
ブーストリミッター等を解除したら
もう1台のPCを使って、EVC6 2.4IRのデーター作製をして
データー転送
EVCの画面が変わってるのが分かると思います。
ブーストを確認しながら、EVC側で補正マップを作成してはダイナパックを回し
各チャンネルのブーストを設定して行きます。
同時に
ECU側のデーター読み込み位置も確認しながら、現車に合わせてマップを造り込んでいきます。
結果は
365ps トルク51.3k
赤いグラフは社外のブーストコントローラーを使わずに
純正ブーストコントロールにてブーストアップしたCZ4Aのデーターです。
トルクの立ち上がりがかなり早くなっているのが分かると思います。
やはり社外のブーストコントローラーを使用したほうが
ブーストの立ち上がりもは格段によくなりますね。
特にHKSのEVC6 2.4IRはブーストの立ち上がりと言う面では断トツの結果を出しています。
制御にソレノイドバルブでは無く、ステッピングモーターを使っているのも関係しているでしょうね。
ブーストそのものは今回の方が低いのですが、パワーは今回の方が上を行くと言う嬉しい結果も付いてきました。
ダイナパックから降ろしたら
最後は実走にて最終セッティング!
実走行を一切行わずにお客さんにクルマを戻すショップさんが多いそうですが
ダイナ上ではトラブルが出なくても、実走でトラブルや不具合が出る事もあるので
決して割愛してはいけない部分です。
今回もダイナパック上では安定していたブーストが
実走行でオーバーシュートを起すギヤが有ったので、オフセットとゲインにて微調整して無事終了
6速 SST車両ですが気持ちの良い加速をするクルマになりました。