ランエボⅢが新車で登場し、チューニングが始まったころ
定番のトラブルがあり、
「ブーストアップしたら、ピストン溶けた・・・」
と言う、トラブルと言うには結構重傷な症状でした。
今となっては、
燃料ポンプの電圧が少々不安定な事と
ランエボⅢになる事でエンジンの圧縮比が上げられた事が原因で
ブーストアップレベルでもデトネーションを起こして
エンジンブローする事が理解されていますが
当時は
「ランエボはⅢになってエンジンが弱くなった!」
とか
「ピストンの強度を落とした」
なんて噂が飛び交ってましたね。
今、入庫しているランエボⅢも
エンジン周りには手が入っていませんので、高圧縮のままです。
今回はブーストアップする前に、
燃料系を
バージョンアップしておきます。
ポンプを
大容量に交換するのと同時に
ポンプの電圧確保の為、
電源線を専用に引き込んでやります。
年式的にも純正の燃料ポンプやハーネスは色々と心配なお年頃なので
保険の意味も込めての交換ですが
将来のブーストアップやエンジンチューン時には
きっと威力を発揮してくれると思います。