最近、アメリカへの輸出の為
業者間オークションでは信じられないような高値で取引されているBNR32 GT-R
古き良き時代のクルマの価値が分かるアメリカやヨーロッパに比べ
車齢が13年を超えると自動車税が増えると言う日本
若者のクルマ離れが深刻・・・とか言っていますが
新車を買わせるため、各メーカーのお偉いさんが国に圧力をかけて?施工した法律が
逆に自らの首を絞めているんじゃないかと思うのは自分だけでしょうか?
話がそれました。
そんな時代背景を受けてか、
BNR32はハイチューンを避けて、ライトチューンを維持して大事に乗る人が多くなっていると思うのですが
この車両はバリバリのフルチューン車両です。
HKS製の
TO4Zを中速域から回し切る為、エンジン内部にを手を入れて
最大パワーは700PSオーバー!
でも車検対応車両です。
今回は継続車検での入庫ですが、各部をチェックしていると
希少なN1ブレンボキャリパーのピストンシールからお漏らしを発見
車検後 富士SWを激走するらしいので、シール類をすべて交換してOH
リアハブベアリングにもガタが見つかったので、ベアリング打ち替えです。
30年近く前に280psを受け止めるクルマとして発売されたBNR32
30年後に2倍以上のパワーを受け止めることになれば、各部の疲労も蓄積されて当然ですね。