パワーFC Dジェトロ仕様にてセッティング完了したBCNR33でしたが
タービン周りからのオイル漏れがあり
タービンオイルリターンのジョイントホースが怪しいと思っていたのですが
もっと根本的な問題を発見しました。
エンジンルームに装着されたオイルキャッチタンク
一見すると普通のキャッチタンクに見えますが、タンク下部に溜まったオイルをリターンする口があり
そこから伸びたホースが
このT字パイプに挿さって、タービンのリターンオイルと一緒にエンジンに戻って行きます。
っが、この追加されたパイプがタービンに干渉してしまっていて
フランジの面がしっかりとタービンのオイルリターンフランジに密着出来ていません。
汚い手書きの図ですが
こんな感じになっていました。
折角のオイルキャッチタンクが、オイル漏れの原因だなんて・・・。
そこでパイプを下部にオフセットする
ゲタをフライスで作製し
こんな感じで挟み込んでタービンとのクリアランスを確保しました。
曲がってしまっていたフランジ面もキレイに修正してガスケットを介して装着した所
オイル漏れは止まってくれました。
ある程度暖気が出来た段階で、フルブーストで試運転を行い
再度漏れの確認をしましたが、今のところにじみや漏れは見受けられません。