低負荷域が激薄で、高負荷域は激濃だったBCNR33 GT-R
もう一度試運転に出掛けると、今度は失火の症状まで出ました。
高負荷域は燃料が濃いのでしょうがないか~と思い
簡易的に燃圧を下げて再試運転するも、失火は治らず・・・
実走行だと負荷が自在に操れないので、早々にダイナパックに載せました。
ECUは純正のまま数回パワーチェックを繰り返すと
ブーストが掛かると失火が頻発しました。
プラグを外して見てみると、かなり電極が減ってしまっているので
6本とも新品に交換して再度パワーチェックすると
失火は治りました。(茶色のグラフがプラグ交換後です。)
これでようやく上まで回るようになったので
ECUを純正からDジェトロ仕様のパワーFCに交換して
セッティング開始!
純正ECU&エアフロ使用の時はA/Fがダダ濃い状態だったのを
パワーFCの圧力制御に切り替えて、空燃比を変更
324psから372psまで
最大ブーストは変えずに
(むしろ点火時期を進めたのでブーストは若干下がってます。)
パワーアップ出来ました。
パワーFCのDジェトロ仕様は純正ソレノイドバルブの制御も微妙に出来る様で
DUTYを下げて行くと0.5kぐらいまでブーストが下げれます。
(DUTY 100%で大体0.7kぐらいなので、それ以上は社外のソレノイドバルブが必要です。)
4つあるブーストモードを利用して
345ps~370psまで
パワーが選べるようにしておきました。
切り替えはコマンダーのブーストモードで可能です。