今回DSGオイルを交換した
こちらのアウディ TTSは8J型の最終式で8JCDLFと言う型式の車両です。
作業に先行して調べたギアボックスの分解図では
オイルパンがサイドに装着されるタイプでしたので
底部へのスラッジ堆積はないだろうという事で、オイルとフィルターの交換のみを行う事になりました。
リフトアップしてオイルパンを見ると
そもそもオイルパンが最底部にならない構造でした。
DSGオイルの交換要領を見ると
オイルを抜く際の温度も指定されているので
専用のダイアグソフトを立ち上げて、油温管理をしながら抜き取りと注入後の油量管理を行います。
DSGオイルのフィルターは
エンジンルーム側から交換するのですが
フィルターカートリッジのケースがプラスチック製で
締めすぎるとパッキンがよれてしまってオイル漏れ
緩いとカートリッジケースが走行の振動で緩んでしまってオイル漏れ
ここは締め付け時の感覚が重要で、パッキンがしっかり潰れてよれる寸前を感じ取れるところでストップです。
パワークラスター製のDSG-Rオイルとの相性も良いようで
試運転ではシフトアップ、シフトダウンがスムースかつ気持ちよくパン、パンッと決まりました。
アウディ 8J 最終型TTSのDSGオイル交換もお任せください。