86 BRZのスーパーチャージャー取り付けや
リセッティングなどの作業依頼や見積もり依頼が急増していますが
もちろん他車種の作業も進んでいます。
S15 スペックR
はHKSのEVC6 2.4IRを装着したうえで、R35 エアフロにてセッティング!
今回は
NISボード組み込みっぱなしの予定だったのが
純正CPUがぶっ壊れていたので、ひとまず店のセッティング用S15CPUにて
Nistuneセッティングです。
イノベートのLM2はMTSにてシリアル接続可能で、
グランドオフセットを一切気にしなくてもいいので非常に便利です。
排気系が少々ご機嫌斜めのようで、
EVCをOFFにしたアクチュエーターオンリーでのブースト制御はかなりフラフラしています。
グラフのオレンジがブーコンOFFです。
回転が上がるにしたがってブーストもなんとか上昇して行く感じですね。
そこで、EVC6のマッピング機能を有効化し、
ブーストC(ブルー)は立ち上がり&ピークパワー重視のブーストセッティング
ブーストB(紫)は通常使用
ブーストA(水色)はパワーの要らないシュチュエーション用にしてみました。
それぞれのパワーグラフは
こんな感じ
ノーマルタービン仕様としては上々かと思います。
SR20エンジンの割にはノッキングに悩まされることもなく、目標の点火時期はあっさりクリアしました。
ダイナでのセッティングが終われば、次は実走行でのセッティングです。
ダイナでの負荷設定にズレが無いかを見るのが主な目的ですが、
実走に入ってすぐに排気音がおかしくなりリフトで確認すると
マフラーのサブタイコが裂けてました・・・。
ここまで錆が進行していると溶接修理は意味が無いです。
新しいマフラーが入るまでの間、
低負荷域のエアフロキャリブレーションを行ってゆきますが
Nistuneはフィードバックによるオートチューナー機能があるので
毎回書き換えるRomチューンに比べ、妥協の無いキャリブレーションが出来ます。
日産車にはNistune!
定番になるのも、うなづけます。