200系ハイエース 7型4WDにOS製デュアルコアLSDを装着!朝からの作業で夕方には完成です!!

岐阜県可児市から入庫して頂いた

こちらのハイエースは、なんと新型の7型と呼ばれるモデルで

4WDのディーゼルエンジンでボディーはナローになります。

 

早速リフトで上げまして

ドライブシャフトを抜き

ここまで来れば分かりますね!

 

はい、LSDの装着作業になります。

 

ホーシングから

デファレンシャルユニットを外しまして

まずは現状のバックラッシュを測っておきます。

問題なさそうですね。

 

デファレンシャルを取り外し

これから装着されるOS製のデュアルコアLSDへ

リングギヤを移設し

ボルトを規定トルク&規定順に締め付けて行きます。

 

デファレンシャルユニットに戻したら

まずは歯当たりを確認しヒールやトゥー過多になっていないかを診て

バックラッシュも調整します。

 

規定値になったら、位置決めの為の

ロックプレートを固定して車両に戻します。

 

ここまできちんと作業して、初めてLSDの交換と言う物が成立します。

 

加速時に後ろからウィーンと言う音がするのであれば

それはバックラッシュが狭すぎますし

アクセルON-OFFでコツンカツン言うのであれば

それはバックラッシュが広すぎます。

 

更に歯当たりがセンターに出ていないと

急激な加速や減速でファイナルギヤが欠けたり砕けたり・・・。

まあ、そこまで逝く事は稀ですが

極圧が上がればデフオイルの寿命が極端に短くなります。

 

最終的には試運転しながら初期馴染みを確認して

問題が無い事を確かめたうえで作業完了→納車となります。

 

ここまで徹底してLSD組み込み作業を進めますが、熟練のメカニックが行うと

朝から始めて夕方には終わりますので、遠方の方でも

日中、岡崎を観光して頂ければ、行くところが無くなった頃には作業は終っています。笑

 

岡崎って観光名所ではないので、岡崎城くらいしかないんですよね・・・。

 

しっかりとした製品をしっかりとした技術で組み込みながらも

日帰りでLSDが装着出来ると言うメリットは大きいと思います。

 

是非!

 

 

本日のnoteは、こちらのBLOGとは別内容でして

ZN6 86のテールライト浸水の対策方法を書き綴ってます。